ヘルスケア

2026.09.30 18:15

シミが自然に消える仕組み解明、カギはDNA修復遺伝子NEIL3

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日々の紫外線対策や念入りなスキンケアを行っていても、いつの間にか現れてしまうシミ。一度薄くなっても、手入れを怠ると同じ場所に再び浮き出てくる現象に悩まされる人は少なくない。従来のシミケアといえば、過剰なメラニンを「作らせない」、あるいは「取り除く」アプローチが主流であり、再発の根本的な防止は難しい課題とされてきた。そうした中、ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業が、シミが自然に薄くなるメカニズムを解明した研究成果を発表した。

それによると、日焼けによる黒化が紫外線を防ぐことで自然と元に戻る点に着目し、肌が本来持つ回復力について調査を進めたという。研究チームは、注射針よりも細い直径250µm程度の針を用いて皮膚から微量の細胞を採取するマイクロバイオプシー技術を活用し、同じシミ部位を20週間にわたって追跡調査した。

その結果、自然にシミが薄くなった肌では、意外にもメラニン生成に関わる遺伝子には変化が見られず、ダメージを負ったDNAを修復する遺伝子が活発に働いていることが判明したという。その中心的な役割を担っていたのが「NEIL3」と呼ばれる遺伝子だった。

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文=飯島範久

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