マスクの過去の主張、完全自動運転と火星有人飛行で実現せず
マスクには、実現しなかった業界に関する主張を重ねてきた過去がある。テスラを率いるマスクは2010年代、完全自動運転の無人走行車が実現すると繰り返し主張したが、大規模な一般利用が可能な完全自動運転のテスラ車はまだない。
2011年には、人類は10年以内に人を火星へ送れるとも主張した。米航空宇宙局(NASA)は現在、有人火星飛行を2030年代に実現することを目指している。
マスクとアルトマンがAI開発減速案に賛同、安全性への警告が相次ぐ
マスクとアルトマンは2026年9月、アンソロピックのダリオ・アモデイCEOがAI開発のペースを落とすよう求めた警告に賛同した。アモデイはインフラへのリスクに加え、サイバー攻撃、バイオテロ、経済混乱の可能性を挙げた。
賛同に先立ち、アンソロピックの上級研究員と、アンソロピックとOpenAIの両社で働いた元従業員が、AIによって今後10年以内に人類が絶滅する可能性を警告していた。AI業界の幹部は、自社製品がもたらし得るリスクについて相次いで見解を示した。
米国では包括的なAI規制法が未成立、トランプは中国との開発競争を重視
米議員やテック業界幹部の一部はAI規制を求めているが、AIの開発と利用を広範に規制する包括的な連邦法は米国ではまだ成立していない。
トランプは安全性を巡る警告が出る中でも、AI開発を中国との競争と位置づけて加速を求めている。全米でデータセンター建設も促し、建設に反対する地域社会について「時代遅れで貧しくなりたい」のだと示唆した。


