ET-2900は240ドル(約3万8000円)でこれらすべての機能を請け負う。市場の他の製品と比べても低価格な方だ。エプソンによれば、補充用インクボトルを採用することによって、インクカートリッジと比較してランニングコストを最大90%節約できるという。補充用インクボトル1セットが約80個分のインクカートリッジに相当するからだ。モノクロで最大3600ページ、カラーで最大6500ページを印刷できる十分な量のインクが同梱されており、インクタンクへの補充は非常に簡単で、汚れたりこぼれたりする心配もない。また、各色ごとにインクボトル注入口の形状が異なるため、間違えて異なる色のタンクにインクを入れてしまうこともない。
ET-2900は動作音がささやき声のように静かで、モノクロ文書なら1分間に11ページ、カラー画像は6ページという速度で印刷できる。電源を入れてから印刷可能になるまでのウォームアップタイムも不要。給紙トレイには最大100枚の用紙をセットできる。筆者の経験から言うと、高解像度のフラットベッド(原稿台に原稿を置いて読み取る)スキャナー機能は非常に性能が良く、1.44インチのカラーディスプレイを備えているおかげで簡単に操作できる。写真用紙に写真を印刷すれば見事な仕上がりだ。もちろん、これまでに大量の文書も印刷してきた。
私の自宅ではパソコンと有線接続しているが、AndroidスマートフォンやiPhoneからエプソンのアプリを介して様々な文書や画像を直接印刷したこともある。もちろん、必要に応じて両面印刷も可能だ。Mac、Windows PC、Chromebookから、ワイヤレスで印刷やスキャンを行うこともできる。ちなみに単体使用(パソコンを経由しない)時のコピーモードの解像度は最大360×360dpiだ。
私と私の狭いデスクにとって、おそらくこのプリンターの最大の長所は設置面積が小さいことだろう。幅14.2インチ(約36cm)、奥行き12.5インチ(約32cm)、高さ6.4インチ(約16cm)、重量9.3ポンド(約4.2kg)と実にコンパクトだ。このプリンターは、信頼性、性能、サイズ、そして何よりもインクの持ちのよさという点において、他のあらゆるプリンターにとってベンチマークとなるに違いない。
編集部注:EcoTank ET-2900は現在、米国とカナダで販売されている


