北米

2026.09.23 08:30

ルビオ米国務長官、ウクライナが米国関連の船舶を攻撃と発言 ただし「意図的ではない」とも

Dominik Bindl/Getty Images

トランプとゼレンスキーは22日に国連総会の会場にて会談を行う予定だ。ゼレンスキーはソーシャルメディア上で、これに先立つ20日にトランプとの電話協議を行ったことを明かし、ウクライナ戦争の激化を防ぎ、自国にとって重要な安全保障問題に対処するための「外交的機運」を感じたと述べている。複数の報道によると、トランプは今回の会談で「エネルギー停戦」を強く働きかける見通しだという。

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ルビオは『Fox and Friends』に出演した際、ウクライナによる米国船舶への攻撃についての詳細を語っていない。しかし今年8月に米政府高官がブルームバーグに語ったところによると、ウクライナは7月下旬の協議を経て、黒海における非ロシア系タンカーへの攻撃停止に合意していた。ウクライナはそれまで、カザフスタン産原油を運ぶパイプラインのターミナルがあるロシアのノヴォロシースク港を出港する船舶を標的にしていたとされている。

トランプ政権がウクライナ・ロシア間の停戦を推進する背景にはディーゼル燃料の価格高騰がある。この価格高騰は米国自身が招いたイラン紛争によってもさらに悪化した。ガスバディの最新データによると、ディーゼルの全米平均価格は過直近1カ月間で過去最高を記録し、現在は1ガロン(約3.8リットル)=6.51ドルで推移している。ディーゼル価格の高騰は食品や日用品など消費財全体の価格を引き上げる可能性がある。エネルギー輸出国のロシアはウクライナ軍による攻撃で打撃を受け、9月末までディーゼル輸出の停止を余儀なくされており、21日のブルームバーグの報道によると、ロシアはこの輸出停止措置を月末以降もさらに延長する構えだ。

トランプはこの供給混乱をウクライナ戦争と直接結びつけており、この戦争によって「世界中が苦しんでいる」と以前から主張していた。大統領はトゥルース・ソーシャルへの投稿で、「残念なことに、ロシアはウクライナとの戦争のせいで自国のディーゼル産業のコントロールを失ってしまった。多数のディーゼル製油所が爆破され、少なくとも一時的に稼働不能に陥っている。この馬鹿げた、終わりの見えないウクライナとの戦争は終わらせなければならない」と記している。

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forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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