だが、ステルス値上げのやり方によっては考えが変わるようだ。価格維持のためとは言え、許せない仕様変更もある。許容できないものは何かを尋ねると、もっとも多いのが「容器の底上げ・二重構造化」だった。「上げ底」と言い換えれば、うんと悪徳商法くさくなる。ものによっては年齢差が出るものもあるが、これは全世代を通じて約60%という高い割合が示された。

「外から中身が見えないパッケージ変更」というものもあった。内容量やサイズが変わったことを悟られないように、それまで透明だったパッケージを不透明にするというやり方は、あまりにも消費者を馬鹿にしている。しかし、実際にそうした事例があったかどうかは確認できない。もしそんな商品があれば許されないという、仮定の話としてこの結果は受け止めるべきだろう。
ステルス値上げで価格が維持されるなら半数の消費者は喜ぶと、もしメーカーが思っているとしたら消費者も舐められたものだ。値上げの理由を詳しく説明してくれれば、このご時世だから理解を示す消費者は多いはず。誠実な対応をお願いしたい。
出典:マクロミル 【調査レポート】「ステルス値上げ」実感率は9割に上る。気付く瞬間1位は「店頭で手にしたとき」、商品1位は「スナック菓子」。容認できない対策は「容器の底上げ」が6割/マクロミル


