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2026.09.11 09:30

イーロン・マスク、「AIによる人類滅亡」を警告した元アンソロピック研究者を嘲笑

Win McNamee/Getty Images

元研究者は4カ月で退社、株式の権利確定を待たず

ニュースサイトのアクシオスによると、コクソンのアンソロピックでの在籍期間はわずか4カ月であり、同社で付与されたストックオプションが権利確定する2カ月前に退社したことになる。同報道によれば、彼は以前に事前学習の研究者として働いていたOpenAIの株式を依然として保有しているという。

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コクソンはXの投稿で両社の労働環境を比較し、OpenAIのスタッフは「人類の文明そのものが危機に瀕しているという事態を深く理解していない」と述べる一方、アンソロピックではこの問題が「十分に共有されている」と付け加えた。しかしそれにもかかわらず、アンソロピックで働く人々は自分たち以外の誰も責任ある行動をとることはないと考え、「リスクを承知で自分たちがやらなければならない」と思い込んでおり、「開発競争で一番乗りを果たすことに囚われている」と指摘した。

コクソン、マスクに反論した上でAIの危険性について協力を求める

マスクからの「仕組まれたことのように思える」という揶揄に対し、コクソンはXで「私は実在する人間であり、これらは私の心からの信念だ。もしあなたがxAIの研究者たちを解雇していなければ、彼らに私のことを聞けたはずだ」と反論した。また、これに続く投稿でコクソンは、「あなた自身も、この開発競争に無理やり引きずり込まれていると感じていることや、高度なAIの危険性について多くを語ってきたではないか」と述べ、マスクに協力を求めた。

アンソロピック現役研究者も、人類滅亡リスクを10%超との考え

マスクからは批判を浴びているものの、コクソンの発言は他の複数のAI研究者たちから支持を得ている。アンソロピックでアライメント科学部門トップを務めるエヴァン・ハビンジャーはコクソンの投稿をリポストし、自身と同僚たちは「AIが全人類を殺す可能性があると本気で信じている」と書き込んだ。さらに、個人的には今後10年以内にそれが起こる確率が10%以上あると考えているとしたうえで、「アンソロピックは最善を尽くしていると信じているが、我々は超知能のアライメントに関する問題を解決する術をまだ持っておらず、明らかにその道筋も立っていない」と付け加えた。

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(forbes.com原文)

翻訳=江津拓哉

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