3. 些細なタスクが突然、手に負えないように感じられる
かつては日常的にこなせていた仕事が不釣り合いなほど困難、あるいは消耗するものに感じられ始める。バーンアウトは認知的な過負荷や実行機能の低下と関連しており、集中力や意思決定を損なう可能性があることが研究で示されている。
4. イライラしやすく、感情が不安定に
バーンアウトに陥りつつある労働者は以前よりもイライラしやすくなったり、せっかちになったり、あるいは感情的に反応しやすくなる。慢性的なストレスはコルチゾール値を上昇させ、感情をコントロールする能力を低下させる。さらには脳の損傷につながる可能性さえある。
5. 意欲や仕事への誇りを失う
バーンアウトは自分の仕事はもはや重要でない、意味がないと感じるところから始まることが多い。こうした仕事に対する意欲の喪失は「個人的達成感の低下」として知られており、バーンアウトの3つ目の主要な側面だ。
6. 明確な医学的原因のない身体症状
バーンアウトの初期段階では頭痛や消化器系の不調、筋肉の緊張、睡眠障害などがよくみられる。職場での慢性的なストレスは身体的な病気として現れる可能性があることが研究で示されている。
7. 同僚や仕事上の活動から距離を置く
バーンアウトの初期段階にある労働者は人との関わりを避け、会議や共同作業、何気ない会話などから距離を置くことが多い。このような姿勢は感情的消耗に関連する心理的な防衛機制だ。
バーンアウトの初期段階の見極め
バーンアウトが突然起こることはほとんどない。通常は疲弊、シニシズム(冷笑的態度)、パフォーマンスの低下という3つの段階を経て徐々に進行する。こうした初期の兆候に気づけば深刻になる前に対策を講じることができる。あなたはバーンアウトに陥っているのか、ストレスを感じているのか、それとも単に疲れているだけなのか。
1. 疲労:身体が休息を必要としている
疲れとは一時的な身体の疲労のことで、通常は睡眠不足や旅行、病気、異常に負担の大きい1週間によって引き起こされる。典型的な兆候には眠気や思考の鈍化、活力の低下がある。
睡眠をとって活力が回復し、仕事への関心も失わず、休息後にやる気が戻るなら、単に疲れているだけかもしれない。
休めば疲労は改善する。良質の睡眠やゆっくり過ごす週末、短い休憩をとることで通常活力は回復する。研究によると、睡眠不足は主に注意力と反応時間に影響を及ぼすが、十分に睡眠をとればその影響は解消される。
2. ストレス:プレッシャーが大きすぎる
要求が自分の対処能力を超えているが意欲や仕事への関与は高いままのときにストレスは起きる。ストレス下にある人は負担や不安、焦り、プレッシャーを感じることが多い。
負担を感じながらも仕事には関わり続けている、期待に応えられるか心配している、忙しい時期にプレッシャーが高まるもののその後は和らぐといった状態であれば、ストレスを感じている可能性がある。
バーンアウトとは異なり、ストレスは関与の低下ではなく過度な関与が特徴だ。ストレスは一時的に業績を向上させることさえあるが、回復しないまま慢性的なストレスが続けば最終的にバーンアウトへと発展する可能性がある。休暇を取ることが有効な策となる。


