2015年の創業以来、事業は急成長を遂げている。正社員の8割を占める外国籍メンバーの意見を取り入れるなどして、近本は顧客目線を徹底。海外ならではの嗜好性を追求する。2022年7月期には年商40億円を突破し、マーケットは180の国と地域に及ぶ。

同時に、仕入れ額や配送費、海外でのデジタル広告費など諸経費が膨れ上がっていくのが経営課題として急浮上。カードの限度額が2ヶ月前の額では対応できないこともあったほどの変化の早さだったという。こうした成長期のキャッシュフローの構築を、後押ししたのがアメックスのビジネス・カードだった。

近本は創業まもなく、カードを導入した。「急成長する中で、アメックスは支払い実績に応じて利用可能枠※を柔軟に変更・反映してくれました」。更にビジネス・カードを導入した企業には、入会から1年間、専任のコンサルタントが伴走する。実情に合わせた活用方法や経費削減方法など日々の悩みを打ち明けられるのがメリットで、実際、近本も「対応の早さと、担当者の丁寧さに何度も助けられた」と話す。

事業拡大の機会ロスを生まないためにも、ビジネスの成長に合わせたキャッシュフローをいち早く持つこと。「挑戦する前から自分を制限しないことが大切」と言い切り、並々ならぬエネルギーで成長を続けてきた近本は、アメックスのビジネス・カードを「すごくいい相棒」と称してはばからない。

※ご利用可能枠は、カード利用頻度、お支払い実績等によって決まります。ご希望に沿えない場合もございます。

専門技術を要する橋梁などの点検作業が、未経験者にも担えるとしたら。土木・建築業界の人材不足と、外国人やシングルマザーの雇用創出の双方を解決するために開発したソフトウェア「マルッと図面化®︎」。森川自身が会社の顔となり、数々のビジネスコンテストやメディア出演でその存在感を広げ、事業は拡大。創業から2年で、子会社を福岡と沖縄に2つ増やすことになった。

現場に出向く社員は出張も多く、経費では交通費・宿泊費が多くを占める。「子会社が増え従業員が増えてくると、経費のボリュームも煩雑さも増えました」と森川。そんな中、アメックスのビジネス・カードをうまく活用して、子会社も含めた計３社の経費管理の見える化と一元管理を行っている。

「意外と便利なのがETCカードの発行・ビジネス・カードへの紐づけ。そういった日々の業務の細かい経費もまとめられるから、各会社と全体でのコストの把握も容易になり、経営の立場から現場の見通しが良くなりました。次の業務の計画も立てやすいと感じています」

アメックスの良さはカード入会後から続くフォローの速さ・丁寧さだと語る。担当者とのコミュニケーションで、税金の支払いのヒントやカード会員限定のビジネス関連の特典を知り、活用に至ったことも多々。森川にとってのビジネス・カードは「日々の業務に切っても切れない存在」という。