経営判断にAIが不可欠になる時代。
AIを経営の中枢で活用し、経営の意思決定や実行を超高速化させる「AI経営」が注目度を増している。
業務のデジタル化に留まらないAIを使った新たなソリューションの開発、マネジメントや経営の意思決定にAIを実装した「AI経営」の最前線、さらに昨今取り沙汰されているAIを活用しESGの観点から企業価値を高めるためのヒントを探る。
DXの有識者、DXを実践する大企業のデジタル部門担当者、カーボンニュートラルなどを含むサステナビリティ経営の実現を目指す企業のトップリーダー、さらにAI経営実現のための包括的支援サービスを提供するPwC Japanのエキスパートなど招聘し、「AI SUMMIT 2022」を開催。
DXによるパラダイムシフトが起きている今、AIがもたらすビジネス変革のあり方を紐解く。
Keynote Session
世界のハードウェア製造のハブから、デジタル分野における世界のトップリーダーを目指し躍進を続ける台湾。コロナ禍でもマスク不足の対策として、マスク販売の在庫をリアルタイムで把握するためのシステム「マスクマップ」をいち早く開発するなど、行政のデジタル化を世界に先駆けて前進させている。
前回2020年のAI SUMMITにインタビューしたオードリー・タン氏が再び登場、昨年度からのビジネスxAIの領域におけるアップデート、2022年以降の社会でのAI活用のあり方についてディスカッションすると共に、テクノロジーを活用した組織ガバナンスのカギをオードリー・タン氏と共に探る。
オードリー・タン
台湾ソーシャル・イノベーション担当デジタル大臣
池田 雄一
PwCアドバイザリー 合同会社
パートナー
Session 1
2030年には日本の労働人口の約49%が人工知能などにより代替可能になると言われている。
このような大きな変化が起きる状況では従来の常識は通用せず、AIなどを活用し「新たな視点」でビジネスの舵取りをすることが重要になるであろう。
本セッションでは、従来の常識を超えて新たなビジネスの可能性を開拓したリーダーとともに、AI時代のマネジメントと、そこから生まれるイノベーションの可能性について深掘りする。
桜井一宏
旭酒造株式会社
代表取締役社長
表 輝幸
東日本旅客鉄道株式会社
常務執行役員
事業創造本部副本部長
中山裕之
PwCコンサルティング合同会社
パートナー PwC Japanグループ
データアナリティクス
AI Lab リーダー
Session 2
2021年11月に閉幕したCOP26では、世界全体で1.5℃を目指すことが確認され、2022年以降さらにCO2をはじめとする温室効果ガスの排出に対して国や企業が求められる水準が、世界レベルで引き上げられた。
ESG時代において企業の価値を向上させるために、どのように経営にデータやAIを活用できるのか。日本企業のトップリーダーとともにデータやAIを活用して実現するサステナビリティ経営の可能性と課題を模索する。
永田暁彦
株式会社ユーグレナ
取締役代表執行役員CEO
宮田裕章
慶應義塾大学
医学部教授
加藤靖之
PwCアドバイザリー 合同会社
パートナー
Deals Digital リーダー
Session 3
日本が世界で戦える為の未来を創る経営人材を東京大学とPwC Japanが講座を通じて育成する「AI経営寄附講座」
コロナ禍で、政府、企業、国民に、DX推進の機運が高まる中で、日本では文系、理系の壁が高く、理系学生の割合がグローバルから見ても極めて低い状態が続いていることに危機感が募っている。
そのような中、AIやデジタルの力を経営の世界で解き放ち、世界で戦える経営人材をいかに輩出していくのかというアジェンダのもと、今年1月から開始の講座に出席する学生からプレゼン形式にて日本の人材戦略への提言を行う。
サービス名【かかりつけ医療所】
勝田涼介
経済学部経営学科
趙 誼
総合文化研究科 地域文化研究専攻 多文化共生・統合人間学プログラム 博士後期課程
森島拓生
システム創成学専攻
サービス名【MilEyes】
石井明日夏
総合文化研究科国際社会科学専攻国際関係論分野「人間の安全保障」プログラム
蒲池美紀
工学部応用化学科
島津孝規
経済学部経営学科
田中真衣
文学部 心理学専修課程
松尾 豊
東京大学
大学院工学系研究科教授
一般社団法人
日本ディープラーニング協会
理事長
Session 4
今、AIを事業に取り入れて事業の成長を推進する具体的なメソッドとはどのようなものなのか。
AIを活用することで誕生する様々なソリューションにより、迅速な経営戦略の実行が可能となり、競争優位性を確立している事例が次々に生まれている。
人とAIの協働による課題解決にむけた戦略活用の実践例をスタートアップ起業家やテクノロジストを招聘し、AI活用によるグロースの実現に向けて、最前線の実践のあり方を明らかにする。
松尾 豊
東京大学
大学院工学系研究科教授
一般社団法人
日本ディープラーニング協会
理事長
加藤真平
東京大学
大学院情報理工学系研究科
准教授
株式会社ティアフォー
創業者 兼 CTO
端羽英子
株式会社ビザスク
代表取締役CEO
馬渕邦美
PwCコンサルティング合同会社
マネージング ディレクター
エクスペリエンス センター