人気の観光スポットを巡る旅であれ、のんびりとした休暇であれ、旅の思い出を持ち帰ることになるのはほぼ間違いない。写真という形の思い出もあれば、職人の店で「どうしても欲しい」と買ってしまった品もある。そして時には、観光客向けの土産物店で衝動買いした定番グッズもあるだろう(旅先のマグネットがあふれかえっている人は筆者だけではないはずだ)。
ところが実際には、見送ったおみやげについて後悔している旅行者は少なくない。AllClear Travel Insuranceによる新たな分析によれば、旅行者が最も「買わなかったことを後悔する」アイテムとカテゴリーは次のとおりだ。
衣類・ジュエリー
圧倒的に多かったのが衣類とジュエリーで、分析で言及された全体の54%を占めた。調査によると、多くの旅行者が旅先で見かけながら購入を見送ったアイテムを今でも覚えており、帰国後何年経っても思い出すという。具体的には、エディンバラのカシミヤショール、ペトラのスカーフ、モロッコのフード付きジュラバ、レイキャビクのウールスカーフなどが挙げられている。
アート・工芸品・手作り品
地域のアート、工芸品、手作り品が2位で、言及は37%超だった。分析によれば、路上アーティストによる絵画や肖像画を買い逃したことが最大の後悔として挙がっており、ベネチアのカーニバルマスク、手織りのトルコ絨毯、リスボンの手描きタイルも同様に挙げられた。
食品・飲料・地元の特産品
地元の食品や飲料は言及の23%を占め、食べられるおみやげも物として残る記憶と同じくらい強い印象を残すことが示された。旅行者が頻繁に挙げたのは、トスカーナのバルサミコ酢、セビリアのオレンジワイン、チリのピスコだった。
骨董品・希少なコレクターズアイテム
4位は骨董品と希少なコレクターズアイテムで、言及全体の19%を占めた。リストのほかの品と異なり、このカテゴリーは多くが一点物であるため、後悔を乗り越えにくい。例としては、ローマの硬貨、第1次世界大戦の砲弾の薬莢で作られた装飾的な灰皿、キューバのヴィンテージ真鍮プレートが挙げられた。
体験
調査ではまた、体験の記憶も後悔を生むと指摘された。旅行者がいまなお思い返す「逃した機会」には、カッパドキアでの熱気球飛行、日本での大相撲観戦、ベネチアでのオペラ鑑賞といったものが含まれていた。



