2026.06.17 14:00

富士山、京都、マチュピチュ──世界の観光地で進むオーバーツーリズム規制強化

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マチュピチュの新たな管理計画は、税や上限設定、アクセス規制の強化によってオーバーツーリズムを抑制しようとする、より広範な世界的取り組みの中に同遺跡を位置づけるものだ。2026年には、日本からスペインに至るまで、各地の観光地が同様の対策を講じ、オーバーツーリズムからの保護を図っている。

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国や地域がオーバーツーリズムを管理する主な方法は2つある。1つは、例えばホテルの客室料金に上乗せする観光税を導入し、当局がオーバーツーリズム対策のために目的を限定した財源として確保する方法だ。もう1つは、一定時間にその場所を訪問できる人数を減らすことだ。多くの場合、両者は同時に用いられ、時には「滞在期間を延ばす」「近隣の知名度の低い地域を訪れるよう促す」といった追加の行動計画と組み合わせながら、観光客の管理をより適切に行っている。

日本のオーバーツーリズム対策

日本は、ここ数年にわたりオーバーツーリズムに取り組んできた国の好例である。日本政府観光局(JNTO)によると、2026年3月の訪日外国人旅行者数は360万人強で、2025年比3.5%増となった。

日本の富士山では、吉田ルートの登山者数を1日4000人に制限し、新たに2000円の通行料(従来の協力金と合わせ計3000円)を導入した。これは、日本がより広い意味でオーバーツーリズムに対処している事例の1つにすぎない。富士河口湖町では、町当局が黒い幕を設置し、富士山を背景に写真を撮ろうと観光客が町に押し寄せる事態を抑えようとした。富士吉田市は、地元住民の懸念を和らげるため桜まつりでの混雑対策を強化し、その時期に訪れる年間約20万人の来訪者の一部を抑制することを狙った。京都市は2026年に宿泊税を引き上げる予定で、国内最高額となる1泊あたり最大1万円となる。

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