エヌビディアとマイクロソフトは、RTX Sparkの具体的な性能指標や、アップル、AMD、インテルのチップを搭載するノートPCとの比較を明らかにしていない。エヌビディアのプロダクトマネジメント担当シニアディレクター、マーク・エバーマンはThe Vergeに対し、新しいノートPCは「終日使えるバッテリー駆動時間」を実現し、同社のRTX GPUを搭載する過去のどのノートPCよりもバッテリー管理が優れると語っている。
エバーマンはまた、RTX SparkのGPUはエヌビディアの現行ミドルレンジであるモバイル向けグラフィックスプロセッサ「RTX 5070」に匹敵し、CPUもWindows PC市場で競合に対して「競争力がある」と主張している。エヌビディアの発表によれば、RTX Spark搭載ノートPCは「最大128GBのメモリ」を備える予定で、これはアップルの最上位MacBook Proモデルが提供するメモリ容量と同程度だという。
市場の反応(プレマーケット)
米国時間6月1日早朝のプレマーケット取引で、エヌビディア株は1.64%上昇し、1ドル214.60ドルとなった。同社が、新たなコンシューマーチップを、ほかのデータセンター向けPCやツールと並べて披露したことを受けた。
RTX SparkのCPUは、アップルのMシリーズやクアルコムのSnapdragon Eliteで採用されるARMアーキテクチャに基づく見通しであり、ライセンシーであるARMホールディングスの株はプレマーケットで8.69%急騰し、384.83ドルとなった。一方、WindowsノートPC向けのARMベースの別チップを唯一製造するクアルコムの株は6.38%下落して235.03ドルとなり、WindowsノートPC向けチップの最大手2社であるインテルとAMDの株も、早い時間の取引でそれぞれ2.83%、3.12%下落した。
市場の反応(取引終了時)
エヌビディア株は米国時間6月1日の市場終了時点で1株224.34ドルに達し、5月に記録した過去最高値235.74ドルに迫った。RTX SparkのCPUは、アップルのMシリーズやクアルコムのSnapdragon Eliteチップで採用されるARMアーキテクチャに基づく見通しで、ライセンシーであるARMホールディングスの株は市場終了時点で15.7%上昇した。
WindowsノートPC向けのARMベースの別チップを唯一製造するクアルコムの株は、このニュースを受けて下落し、1日を通じて約8.78%下げた。WindowsノートPC向けチップの最大手2社であるインテルとAMDの株価も、それぞれ約4.6%、1.1%下落した。


