OpenAIとスペースXが株式公開で目指す時価総額
ロイターは2025年10月、OpenAIが株式公開時に目指す企業価値は約1兆ドル(約158兆円。1ドル=158円換算)と報じた。
スペースXはIPO時の企業価値として1兆7500億ドルから2兆ドル(約276.5兆円〜316兆円)を目標としており、これは2019年のサウジアラムコによる290億ドル(約4.58兆円)の株式公開で樹立された過去最高記録を大幅に塗り替えることになる。
OpenAIの直近の企業価値は、3月に実施した1220億ドル(約19.28兆円)の資金調達ラウンドを経て8520億ドル(約134.62兆円)となっていた。
Anthropicも、早ければ2026年後半にIPOを目指すとの予想
AI競争におけるOpenAIの優位性がライバルのAnthropic(アンソロピック)に脅かされる中、OpenAIのIPOが進められている。
Anthropicはここ数カ月、OpenAIを上回るペースで成長している。OpenAIは巻き返しを図るため大規模な戦略転換の真っただ中にあり、注目を集めた動画生成ツール「Sora」などの製品を縮小し、特に法人顧客向けのChatGPT改善に注力している。この動向は、同社が株式市場に参入する際に投資家が注視するポイントとなる。
先週時点で、Anthropicは企業価値を9000億ドル(約142.2兆円)と評価する資金調達ラウンドに合意したと報じられており、OpenAIの8520億ドル(約134.62兆円)を上回った。
AIツール「Claude」を開発するAnthropicも、早ければ2026年後半にIPOを目指すと広く予想されている。2026年は、最も注目される非公開テクノロジー企業3社──OpenAI、スペースX、Anthropic──が数カ月の間に相次いで株式市場に挑む年となる可能性がある。


