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2026.05.20 11:30

パナマ、シンガポールとドバイに続く第3の繁栄都市、移住と投資の優位性を分析

パナマ(stock.adobe.com)

これら3都市は、輸送ネットワークの重要な交差点にある。つまり、いずれも地域の貿易、商業、金融センターにとって重要な都市であり、そのことが生み出す金融パワーが、これら3都市に世界基準の都市機能やインフラ、サービスをもたらしている。

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コスモポリタン都市

世界的な交差点にあるこれらの3都市は、各国の人々を引き寄せている。それぞれの住民たちは現在、多様化し、国際化している。シンガポールに居住する人は、およそ600万人。そのうち約30%が外国人労働者だ。また、ドバイのその数は約400万人にのぼり、90%が外国人となっている。パナマシティは約150万人で、うち15万~30万人が外国人だ。

気候

パナマシティは暑く、シンガポールは高温多湿。ドバイでは、室温を快適に保てる空調設備が必要だ。パナマシティは熱帯気候で、年間平均気温は約26.7℃。雨季(5~11月)と乾季(12~4月)がある。

ドバイ(stock.adobe.com)
ドバイ(stock.adobe.com)

一方、湿度の高さを嫌う人も多いことで知られる熱帯雨林気候のシンガポールは、年間平均気温が約27.8℃。パナマと同じように雨季と乾季があるが、時期はそれぞれ12~3月、6~9月となる。砂漠気候のドバイは、夏(5~9月)は平均気温が約37.8℃、湿度も高い。冬(11~3月)は少し快適になり、平均気温は18.3~26.7℃となっている。

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不動産市場

外国人による不動産の購入は認められているものの、厳格な規制があるシンガポールは、アパートメントとコンドミニアムの価格が90万~160万ドル(約1億4300万~2億5400万円)と高額だ。土地付き不動産の平均価格は、約460万ドル(約7億2900万円)だが、購入には政府の許可が必要となる。

また、外国人が不動産を購入する際には追加購入者印紙税(ABSD)を納める必要があり、税率は物件価格の60%。過去20年間のこの国の不動産価格の上昇率は、年平均約4.8%となっている。

ドバイでは、居住資格のない外国人も土地と建物を所有する権利が認められている。狭い1ベッドルーム(1LDK相当)のアパートメントであれば、7万ドル(約1110万円)程度で購入が可能だ。中〜高級のアパートメントは100万ドル(約1億5900万円)、高級ヴィラは、500万ドル(約7億9300万円)を超えるものもある。

ドバイの不動産市場はブームとバブル崩壊を繰り返してきたが、現在は前年比で20%ほど上昇しており、今後も年率8~12%の値上がりが予想されている。

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編集=木内涼子

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