昨年、Facebook創業で知られるビリオネアのウィンクルボス兄弟は、Zcashを購入・保有する暗号資産トレジャリー企業Cypherpunk Technologiesを支援していることを明らかにした。同社は現在、約1億5000万ドル(約238億円)相当の30万枚以上のZcashを保有しており、このビットコインライバルの開発にも資金を寄付している。
過去3カ月で2倍以上になったZcashの大幅な価格上昇は、昨年末にシリコンバレーの投資家ナヴァル・ラヴィカントがZcashを「ビットコイン保険」と名付けたことがきっかけとなった。
「ビットコインは法定通貨に対する保険だ。Zcashはビットコインに対する保険だ」とラヴィカントはXに投稿している。
2025年10月に約75ドルで取引されていたZcashは、「暗号化された(プライバシーを重視した)ビットコイン」としての評判に後押しされ、2025年の最後の数カ月で急騰した。
「プライバシーは機能というより必需品として見られるようになってきており、プライベートで自己主権的な取引に対するイデオロギー的な需要が再燃している」と、Nansenのシニアリサーチアナリスト、ジェイク・ケニスは当時The Blockに語った。
「技術面では、Zcashのゼロ知識アーキテクチャ、シールド送金を可能にするZashiウォレット、Solana統合のすべてがユーザビリティとアクセシビリティを向上させている。ビットコインに似たトークノミクス──2100万枚の固定供給量、プルーフ・オブ・ワークのコンセンサス、新規発行を減少させる半減期──に加え、zk-SNARKによるプライバシー機能により『暗号化されたビットコイン』としての地位を確立している」


