フランスは都市のライフスタイルも健康的
平均寿命が約84歳のフランスのナントは、住民の寿命の長さの項目で3位につけている。また、医療と公共サービスの質では世界で10位となっている。その他の国・都市と比較した場合にみられるフランス、そしてナントの際立った特徴は、食の安全性とクオリティの高さだ。フランスは食の安全性に関する項目で、ノルウェーより約8ポイント高いスコア(69ポイント)を獲得している。
そのほか高齢者の56%が身体活動性を保っており、肥満率は主要都市の中で最も低水準の10%となっている。調査結果は、ナントの住民にはあらゆる面で、健康的な老後の生活を可能にする機会が提供されていると指摘している。
一方、4位につけたフランスのもう一つの都市、グルノーブルは、生活の質のランキングで1位、住民の寿命の長さで4位となっている。アルプス地域にあるこの都市は、調査対象とした100都市のうち医療と公共サービスへのアクセスが最高水準になっており、結果として住民の平均寿命は長く、84歳近くに達している。フランス全体の肥満率が10%であることからも、グルノーブルは住民が100歳まで生きる可能性が世界でも特に高くなっている。
5位はスイスの首都ベルン
住民の寿命の長さの項目で5位にランクインしたのは、平均寿命が84歳を超えるスイスのベルン。この都市は、医療の質で世界第3位となっている。また、スイスは食の安全性でフランスを上回っており、世界でトップ。住民の高齢者の60%以上が日常的に体を動かしており、肥満率は12.5%と欧州で最も低い水準になっている。
喫煙者が成人の5人に1人であるにもかかわらず、住民が100歳以上まで長生きする可能性が高くなっているのは、都市環境が恵まれているためだろう。


