「Bose Lifestyle Ultra Soundbar」(税込15万4000円)は、ボーズの製品として約3年ぶりとなるサウンドバーの高級機だ。本体に計9基のスピーカードライバーを搭載し、ドルビーアトモスによる立体音響再生に対応する。AIを活用して音声を強調する「SpeechClarity」や、空間の音響特性を最適化する「Custom Tune」を搭載し、映画館のような臨場感を再現する。
このサウンドバーにワイヤレスでつながり、重厚な低音を加えるコンポーネントが単体サブウーファーの「Bose Lifestyle Ultra Subwoofer」(税込11万円)だ。
3つの製品を組み合わせれば、7.1.4ch対応のイマーシブ・ホームシアターシステムに発展する。サウンドバーをテレビ側正面に置き、リア側に最大2台のUltra Speakerをレイアウトと、サブウーファーで重低音を拡張する。モバイルアプリによる直感的なセットアップができることも特徴だ。
ハイダー氏は「最新のLifestyleコレクションを、誰もが卓越したサウンドを気軽に楽しめるコンポーネントにするため、あらゆるディテールを設計し直した」と語る。
オーディオの存在をリビングルームに馴染ませる
ボーズが新製品のグローバルローンチイベントを開催する機会は、決して多くない。だからこそ、Lifestyleコレクションの再導入を高らかに宣言した今回の場は「極めて重要な機会だった」と、ハイダー氏は振り返る。
「当社のホームオーディオカテゴリーは、創業者であるアマー・ボーズ博士が『リビングルームでシンフォニーを再現したい』と試行錯誤したことに始まります。その精神は、以来、ボーズのフロンティア精神として受け継がれてきました。ここ数年、ボーズはヘッドホンやイヤホンをはじめとするウェアラブルなワイヤレスオーディオの分野で革新を重ね、市場をリードしてきました。一方で、ホームオーディオを疎かにしていたわけではありません。新しいLifestyleコレクションの導入に向けて、私たちは従来のプラットフォームを拡張し、ソフトウェアを基盤とする体験の土台を再構築しました。これにより、今後十数年にわたり、革新的な製品を継続的に展開していくための基盤が整ったのです」
Lifestyleコレクションの最上位となるUltraシリーズでは、すぐれた音質と、家庭のインテリアに馴染むデザインを高次に融合させることに腐心してきたという。ハイダー氏が、その経緯を次のように説いている。


