主要レコード会社が著作権侵害で提訴、ワーナーは11月に和解
一方でSunoの成功には業界からの反発も伴い、主要レコード会社はいずれも、著作権のある音楽でAIモデルを訓練したことで著作権法に違反したとして同社を提訴した。ワーナー・ミュージック・グループは11月にSunoとの訴訟を和解し、Sunoが「新たに、より高度でライセンスされたモデル」を開発するパートナーシップを締結した。ワーナーのロバート・キンクルCEOは、これはレーベルにとっての「新たな収益源」だとForbesに語っている。
アーティスト側もSunoの著作権侵害の疑いを問題視しており、ビリー・アイリッシュやケイティ・ペリーを含む著名ミュージシャン200人超が2年前、著作権で保護された素材でAIを訓練することをやめるようSunoに求める公開書簡に署名した。
これに対しSunoは、AIの訓練を「大量の音楽を聴いて学ぶこと」にたとえることで著作権侵害の主張に反論してきたと、シュルマンは先週Forbesに語っている。
AI生成の音楽と、AI生成ではない楽曲の区別がなくなる未来を見据える
Sunoが最新の資金調達ラウンドをクローズした後に何をするのかは不明だが、シュルマンは先週Forbesに対し、将来の最大の事業機会・ビジネスチャンスはアーティストがファンとつながる方法を開発することだと述べた。例えばテイラー・スウィフトのようなアーティストなら、追加料金でファンがアクセスできる歌詞やサンプルを含むアルバムのインタラクティブ版をリリースしたり、ファンがAIを使って完成させられる未完成バージョンの楽曲を公開したりできるという。
シュルマンは、AI生成の音楽とAI生成ではない楽曲の区別がなくなる未来を見据えており、いつかは「どれもどこかにAIが入るようになる」とForbesに語った。


