2026.05.02 13:00

【試乗記】「ベスパ GTS スーパー 310」伝統的なボディに現代的な装備を融合

ベスパ GTS スーパー 310(Pieaggio)

改善の余地

キーレスシステムを装備していることはすばらしいが、パンツやジャケットのポケットにキーを入れておくと、装置がキーを認識しないことがあり、エンジンを始動させるためにはキーを取り出して、車体にぴったりと当てなければならなかった。もちろん、致命的な欠点というわけではないが、ゲートの内側にある保護された駐車場からこのスクーターを出し入れする際には、少々うんざりさせられた。

advertisement

それからもうひとつ、シート下の収納スペースは、私の2輪用ヘルメットが入るほど広くなかった(他のスクーターでは、ここにヘルメットを収納できるものも多い)。

それでは、ヘルメットはどこに入れればいいのか? これはベスパだ。購入者が求めるものがすべて揃うエコシステムが存在する。前述の問いに答えるトップボックスや、車体後部に荷物を載せるラック類、高速道路で長距離を走るためのウインドスクリーンやフライスクリーン、転倒や接触からボディを保護するクラッシュバー(プロテクション)各種、そして車体に組み込めるUSBポートや小物入れに至るまで、豊富な純正アクセサリーが用意されている。

アナログとLCDのコンビネーションメーター(Piaggio)
アナログとLCDのコンビネーションメーター(Piaggio)

総論

不満は少なく、楽しさは多かった。GTS スーパー 310は8199ドル(約128万円)という価格で米国では販売されている(日本では310シリーズは未発売。先代の300エンジン搭載モデルが販売中)。絶対的に安いわけではないが、それだけの価値は十分ある。都市部であちこち動き回るには理想的な乗り物だ。

advertisement

forbes.com 原文

翻訳=日下部博一

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事