ドナルド・トランプ大統領は米国時間4月25日、米国の特使団がパキスタンで和平協議に臨むための訪問を中止したと述べた。ホワイトハウスがジャレッド・クシュナーとスティーブ・ウィトコフがイスラマバードへ向かうと発表した翌日のことで、トランプは米国が「すべてのカード」を握っていると主張した。
トランプ、米国の特使団のパキスタン訪問中止を公表
トランプは4月25日早く、フォックス・ニュースに対し、訪問を中止したと語り、米国の特使は「何もない話をするために座っているだけ」のために、これ以上「18時間のフライト」をするつもりはないとした。
また4月25日午後、クシュナーとウィトコフのイスラマバード訪問を中止した理由について、トゥルース・ソーシャルに投稿。「カードはすべてこちらにあり、向こうには何もない」と述べ、イランが話し合いたいなら「電話をかけてくればいいだけだ」と付け加えた。
「移動に時間を取られすぎるし、やるべき仕事も多すぎる」とトランプは述べ、「それに、向こうの『指導部』では内部抗争と混乱がひどい。誰がトップなのか、本人たちも含めて誰もわかっていない」と続けた。
ホワイトハウスが、クシュナーとウィトコフの訪問を発表していた
ホワイトハウスは4月24日、クシュナーとウィトコフの訪問を発表していた。ただし、イラン外務省のエスマイル・バカエイ報道官は、イラン当局者は米国特使と直接会談せず、パキスタン側の仲介者を通じて意思疎通するとXに投稿していた。
イランのアラグチ外相は、パキスタンのシャリフ首相と会談
イランのアッバス・アラグチ外相は4月25日、パキスタンのシェバズ・シャリフ首相と会談した。パキスタンは戦争終結に向けた米国とイランの協議を仲介している。
シャリフは4月25日、アラグチと「現在の地域情勢について、非常に温かく、友好的に意見交換した」とXに投稿した。「パキスタンとイランの二国間関係のさらなる強化を含む、相互の関心事項」について議論したと述べている。
また同日早く、イランのハタム・アル・アンビヤ軍司令部は国営メディアが伝えた声明で、「侵略的な米軍」は地域での「封鎖、無法行為、海賊行為」を続けるなら「イランの強力な軍からの反撃に直面する」と警告した。



