米国の封鎖について、現時点で分かっていること
ドナルド・トランプ大統領は約2週間前、イランにホルムズ海峡の開放と戦争終結のための和平合意受け入れを迫る狙いで、イランの港に海上封鎖を課すと発表した。だが封鎖への対応として、イラン当局は先週、ホルムズ海峡に「厳格な管理」を再び課したと述べ、米国が封鎖を解除するまで閉鎖を続けるとした。
米国は封鎖を継続するとしており、トランプは今週初め、トゥルース・ソーシャルへの投稿で、イランとの停戦を延長し、軍にイランの港の封鎖継続を命じると述べた。
またピート・ヘグセス国防長官は4月24日の記者会見で、イランが米国の要求に応じるまで「必要な限り」封鎖を続けると述べた。「彼らがすべきことは、核兵器を意味のある、検証可能な形で放棄することだ。さもなければ、米国の力による容赦ない圧力の下で、体制の脆弱な経済状態が崩壊するのを見届けることになる」と主張している。
米・イラン協議の動向
トランプがウィトコフとクシュナーの訪問を中止する前、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は、両氏が「イラン側の意見を聞く」ためにイスラマバードに向かうと発表していたた。レビットは「イラン側は話し合いを望んでおり、直接会って話したがっている」と主張したが、イラン外務省は直接協議は行わないとしていた。以前、パキスタンでの協議に米国代表団を率いたJ・D・バンス副大統領は出席予定に入っていなかったが、レビットは「必要と判断すれば」イスラマバードに向かえるよう「待機している」と述べた。
バンス、クシュナー、ウィトコフは今月初め、和平協議のためパキスタンを訪問した。
これは1979年以来、米国とイラン当局者の間で行われた、最も高位かつ対面の会合だった。バンスは、20時間を超える長時間の交渉を経ても和平合意には至らなかったと述べた。ニューヨーク・タイムズは、交渉ではホルムズ海峡が引っかかりとなったと報じた。米国が即時再開を求める一方、イランは最終的な和平合意が成立した後にのみ再開すると誓っていたという。協議は、トランプが2週間の停戦を発表し、以前の「イラン文明は『死ぬ』」という脅しを止めた数日後に行われた。


