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2026.04.27 16:00

金銭的ストレスを抱えている人へ、「いつもお金がない」と感じる理由と不安から抜け出す3つの心理的習慣

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臨床的に際立っているのは、実際の資産がほとんど関係ない点だ。裕福でも自分には価値がないと感じたり、資産が少なくても深い安堵を覚えたりする。重要なのは口座残高ではなく、その人が自分の価値を金銭以外のところに見出す習慣を身につけているかだ。

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金銭問題そのものではなく、金銭に対する羞恥心が、最も長く続く心理的ダメージを生む。羞恥は自己中心的であり、自己を貶めるものだ。変化を促すどころか阻害する。

こうしたことから次に金銭的な不安が高まったときには、セラピストが「価値の明確化」と呼ぶ方法を試してほしい。お金や生産性、収入と関係のない、自分が考える自分の価値を3つ書き出し、読み返す。状況は変えられなくても、その状況が自分を定義するものではないと脳に思い出させることはできる。

お金との関わり方を変えることが、自制心の問題であることはほとんどない。それは心理的な問題であり、ずいぶん前から抱えるものであることが多い。金銭観はそうした考えに疑問を持つことすらできない幼少時に形成され、長年の習慣によって強化され、自己認識と絡み合っている。

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紹介した3つの習慣は、家計を直接改善するものではない。だがもっと根本的な役割を果たすかもしれない。そもそもなぜこれまで家計が苦しかったのかを、理解する手助けとなり得る。長く続く金銭面の健全性はスプレッドシートからではなく、考え方から始まる。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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