キャリア

2026.04.26 12:30

「AGIの父」警告、あなたの仕事がAIに奪われる前に身につけるべき3つのスキル

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もし仕事の未来が……、仕事のない世界だとしたら?

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昨日、筆者のポッドキャストで「AGI(汎用人工知能)の父」と呼ばれるベン・ゲーツェルと、目からうろこの対話をした。彼は、完全に自律した人間レベルのAI(人工知能)、すなわちAGIの実現まであと2、3年しかないと考えている。これはOpenAIのCEOサム・アルトマンと同様の見解だ。

そして、もしそれが実現すれば、多くの仕事は生き残れないと彼は警告した。「人間レベルのAGIがひとたび存在すれば……人間の仕事の大半は時代遅れになる」

もちろん、AIの先駆者であるこのコンピュータ科学者は、これが一夜にして起きるとは考えていない。

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彼の見立てでは、「AGIのブレイクスルー」が起きた後、完全に展開され大規模に導入されるまでには移行期間がある。これは、2022年に生成AIによってAIが主流化した一方で、企業が全面的に採用・実装するには一定の時間を要したのと概ね同じだという。

また、教育者や教師といった一部の役割は維持されるとも考えている。

それでも、ロボットが人間の大半の仕事を私たち以上にこなせるようになる職場の激変が始まるまで、数年というのは決して長くない。

では、起こりうる「雇用の黙示録」に備え、働く人はいま何をすべきなのだろうか。

キャリアに対するアドバイスは急速に陳腐化している

「プロンプトエンジニアリングは2年前には最も重要なものだった。でも今は違う」とゲーツェルは乾いた笑みを浮かべて言った。スキルの価値は急速に低下し、別のスキルが重要性を増していくのだという。

「スキルは急激に変化しており、どの仕事が先に消えるかを正確に予測できる人はいない。たとえば、配管工や電気技師、研究数学者より先に、弁護士やグラフィックアーティストが時代遅れになるなんて、誰にとっても明白ではなかったはずだ」と彼は述べた。

筆者は問い返した。「しかし、仕事はお金を稼ぐこと以上のものではないか。楽しいから、満たされるから働く人はどうなるのか。誇り、充足感、満足感そして経済への貢献のために働く人はどうなるのか」

そこでゲーツェルは、彼がユートピア的な世界と呼ぶ未来像を描いた。

・AGIと超知能(次世代のAGI)が、私たちの仕事の大半を担えるようになる
・仕事を失う反面、人間同士のつながりや、愛する人・家族と過ごす時間、自分自身をより深く知る時間が増える
・お金のために四六時中働くよりも、より充実した感情的に報われる活動を追求できる
・UBI(ユニバーサル・ベーシック・インカム)と、テクノロジーの恩恵への分散型・非中央集権的なアクセスが実現する

次ページ > 問われているのは「新しい時代に、あなたはどんな人間になるのか」

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