チームワーク志向が7割超に
理想の職場文化としては「互いに協力し合い、チームワークを重視する文化」が7割弱とトップの回答に。次いで「多様な考え方や働き方を尊重する文化」「学ぶことや自己成長を支援する文化」が続いた。


また理想の人間関係についても「サポートし合う関係」が最多となり、「最低限の関係」を望む回答はゼロだった。

この結果からは競争や個人成果よりも、支え合いを前提とした関係性を求める傾向が明確に表れている。
デジタル時代でも「対面」重視
職場でのコミュニケーション方法については興味深い結果が出た。「対面」を望む声が9割と圧倒的多数を占めたのだ。次いで「チャット」「メール」が続いた。

デジタルツールが普及する中でも、直接顔を合わせて話すことへのニーズが非常に高い点は特徴的だ。信頼関係の構築や安心感を重視する意識が強く、その手段として対面コミュニケーションが選ばれているのだろうか。
今年の新人の傾向をどう見るか
ラーニングイノベーション総合研究所によると、2026年の新入社員は社会人生活に対して期待よりも不安が先行しており、特に能力面や成果、人間関係への懸念が大きいと考察。また、理想の働き方としては「安定志向」、理想の人物像としては「助ける人」が選ばれ、支え合いを基盤とした環境の中で成長したいという意識が強いと分析している。

さらに「新入社員の育成においては、組織視点への転換やビジネススキルの習得支援、そして組織全体での行動の積み重ねが重要」と指摘している。
今回の調査から浮かび上がったのは、今年の新入社員の特徴として「安定」と「協力」を軸にした価値観を持っているということだ。挑戦よりも安心、個人よりもチーム。こうした意識の変化は、受け入れる側の組織にとっても、改めて人材育成やコミュニケーションのあり方を問い直す材料となるだろう。
引用元:ラーニングイノベーション総合研究所「入社直前意識調査(理想の社会人編)


