トランプは教皇レオ14世を激しく攻撃
トランプがこの画像を投稿したのは、彼が史上初の米国生まれのローマ教皇であるレオ14世を激しく攻撃した直後のことだった。トランプは、フランシスコ教皇の後継者にレオ14世が選ばれたのは、2024年の選挙で自身が勝利したからだと主張した。
レオ14世はトランプ政権によるイラン攻撃に対して繰り返し声を上げており、「平和の君であるキリストの弟子たちは、かつては剣を振るい、今日は爆弾を投下する者たちの側には決して立たない」と断言してきた。キリスト教の教えに基づいたレオ14世による紛争への非難は、国防総省で祈祷会を主宰し、米国の敵に対して「圧倒的な暴力」を求めたピート・ヘグセス国防長官のような政権幹部と真っ向から対立している。
トランプは12日夜、記者団に対してレオ14世を再度攻撃した。「彼は非常にリベラルな人物であり、犯罪を阻止するという考えを信じていない男だ。彼は、世界を爆破できるような核兵器を欲しがる国を弄ぶべきではないと考えている」。
一方のレオ14世はAP通信の取材に対し、「私の言うことは決して誰かを攻撃するためのものではない。そして、福音の言葉は極めて明確だ。平和をつくり出す人は、幸いである」と述べた。その後レオ14世は、「私のメッセージを、大統領がここで行おうとしたことと同じ土俵に置くことは、福音の言葉が何であるかを理解していないということだと思う」と指摘した。
ワシントンとローマの緊張
トランプ政権の関係者と教会関係者との溝は深まりつつある。4月初め、フリー・プレスは両者の間で開かれた会議の詳細を報じ、国防総省の関係者が米国の強大な軍事力を教会関係者に誇示し、かつてフランス王が教会に対して多大な支配力を行使した1300年代の「アヴィニョン捕囚」を引き合いに出したと記した。国防総省は後に会議が行われたことを認めたが、レリジョン・ニュース・サービスに対し、同報道は「誇張され、歪曲されている」と述べ、実際には「敬意ある、理にかなった議論」だったと主張した。
トランプが「倫理的に」行動していると信じる人は少ない
2016年と2024年の大統領選において、トランプは保守系キリスト教徒の「福音派」から多大な支持を受けた。2月にピュー・リサーチ・センターが発表した世論調査によると、福音派は依然としてトランプの最大支持層のひとつである。同調査によると、2026年1月時点における白人福音派のトランプ支持率は69%であるのに対し、白人カトリック教徒の支持率は52%だった。
しかし、トランプが「倫理的に」行動していると信じる人は少ない。トランプの倫理観を信頼する白人福音派はわずか40%で、白人カトリック教徒では34%にとどまった。非白人の信者における支持はさらに低く、ヒスパニック系カトリック教徒の支持率は23%、黒人プロテスタントの支持率はわずか12%であった。


