SMALL GIANTS

2026.04.23 14:30

数字で紐解くスモール・ジャイアンツ。小さな企業がブレイクスルーできた理由

1人あたりの生産性

社名|大都
受賞年度|2018
賞名|セカンド・ローンチ賞
代表者名|山田岳人・代表取締役
事業内容|DIY・工具や資材領域のEC
売上高|38.1億円→86.6億円

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ブレイクスルーポイント|コロナ禍でのEC需要急拡大が追い風となり成長加速。2021年にホームセンター最大手のカインズグループに参画し、売上高は2倍以上に伸びた一方、従業員数は56名から48名に減少。19年には年間56名から22名に激減し、上場準備も白紙に。それでも残ったメンバーの奮起がこの成長を支え、1人あたりの生産性は3倍になった。

具体的に何をやったのか|工具や資材は納期が重視され、かつロングテール。そこで自社倉庫に在庫を積むのではなく、取引先の倉庫と在庫連携するプラットフォームを構築。実現にはメーカーの協力が不可欠なため、物販業でありながら自社プライベートブランドをやらないと公言。短期的な利益追求より「競争より共創」を選ぶ戦略をとった。メーカーとの信頼関係を最優先にした共創モデルが、生産性3倍の原動力となっている。


新規顧客獲得数

社名|メトロール
受賞年度|2021
賞名|ゲームチェンジャー賞(関東・中部ブロック)
代表者|松橋泰・専務取締役
事業内容|精密計測機器の製造
売上高|22億円→23億円

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ブレイクスルーポイント|Webサイトの多言語化対応を軸にしたデジタルマーケティング戦略を行い、海外新規顧客の購買意思決定が促進され、航空宇宙や新エネルギー、半導体製造など高付加価値企業からの案件が増加。新規取引顧客は2000社増となった。顧客基盤の大幅な拡大は、中長期的な売上成長の土台となる。デジタル起点の顧客獲得モデルへと変革を起こしている。

具体的に何をやったのか|海外Web広告、Webサイトの多言語化対応、情報配信を強化し、コンテンツ拡充で成約案件を増やした。またChatworkからSlackへ切り替え、Salesforceも導入し業務効率を向上。受賞時から人事・総務・経理といった間接部門廃止や役職もすべて撤廃しているが、人事制度も刷新。全員が同じ立場でプロジェクトごとにリーダーを決める自律型組織づくりを得意としている

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