父から息子へ、受け継がれるヒーローの精神
藤岡真威人もまた、この特別なタイムピースに深い感銘を受けていた。「クラシックで重厚感がある。この文字盤がライダーベルトに見えるんですよ。これは奇跡の組み合わせ」と、若い世代の感性で時計の魅力を語る。
真威人は2021年、映画『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』で、父と同じ本郷猛役を演じた。長年にわたって愛されてきた、仮面ライダーというヒーロー像。その時の重みを受け継ぐにはプレッシャーもあったはずだ。
「父から一番最初に言われたのは、ヒーローとしての覚悟、その精神です。自己犠牲の精神で世のため人のために動ける。それがヒーローの原点だと教わりました」
真威人は力強く、しかし穏やかな口調で続けた。「僕にとっての理想のヒーロー像は父ですね。強さだけじゃなく、優しさと愛を持って人に接している姿をずっと見てきました。これぞヒーローだなと」。
ヒーローは特別な存在ではない。誰もが誰かのヒーローになれる。父から子へと、役を通して信念が受け継がれていることが見て取れた。
55年の時を経て、初めて親子で「変身」

イベントのクライマックス、二人はメディアの前で初めて、親子揃っての「変身」ポーズを披露。55年という仮面ライダーの歴史の重みを体現するかのような力強いポーズは、見る者の胸を熱く打った。
「55年という時は、私にとっては挑み続けたサバイバルでした」と藤岡弘、は振り返る。「ヒーローとして、多くの人に影響を与える責任を背負いながら時を刻んできた」。
「トップタイム B01 レーシング 仮面ライダー リミテッド」は、ヒーローの世界観を過度な演出に頼ることなく、洗練されたクロノグラフとして表現している。文字盤9時位置にさりげなく配されたエンブレム、外周に刻まれた「LE HEROS ETERNEL(永遠のヒーロー)」の文字、そしてケースバックのサイクロン号のシルエット。それは、知る人だけが気づく意匠に、ヒーローへの敬意を込めたブライトリングからのメッセージだ。
憧れを記憶としてとどめるのではなく、日常に寄り添わせるための一本。この時計を腕にすることは、挑戦の歴史とヒーローの精神を、自らの人生の時とともに刻んでいくという決意の証となるのかもしれない。
ブライトリングのポップアップショップ「トップタイム × 仮面ライダー55周年」は、4月14日(火)まで銀座三越 本館1階 THE STAGEにて開催される。会場には限定モデルのほか、初代サイクロン号の実機や、両者の歴史を振り返るヒストリーボードも展示されている。ぜひ現地でヒーローたちが紡いできた時の重みを感じていただきたい。
<ブライトリング>ポップアップショップ
「トップタイム × 仮面ライダー55周年」
会場: 銀座三越 本館1階 THE STAGE
会期: 2026年4月8日(水)〜4月14日(火)



