健康

2026.04.10 12:30

動画も大ヒット、「エクササイズスナック」が2026年目玉のウェルネストレンドである理由5つ

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私はこれまでに「90分マインドセット」や「6-6-6ウォーキング」といった運動がワークライフバランスを保つのに最も効果的である理由についていくつか記事を書いた。これらの活動は心身の健康に寄与し、結果として仕事へのエンゲージメントや生産性が高まる。そして今、「エクササイズスナック」と呼ばれるちょっとした運動がウェルネス分野で大きなトレンドとなっている。場所を選ばず、仕事中であっても数秒から数分で実践でき、非常に大きなフィットネス効果があるからだ。

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エクササイズスナックは最も注目されるウェルネストレンド

ニュースサイト「Who What Wear」が「エクササイズスナック」を2026年最大のウェルネストレンドの1つに挙げたと知って、私はなぜこれほど人気が高まっているのか興味を持った。非営利団体ファウンデーション・フォー・カイロプラクティック・プログレスの会長であるシェリー・マカリスター博士によると、その主な理由はこの運動にかかる時間にあるという。

マカリスターは「エクササイズスナック」を腕立て伏せやランジ、スクワット、腹筋など、20秒〜10分程度の短い動きの連続だと説明する。多くの時間を割かなくてもよく、作業の中断も少なく、頻繁に行えるため人々を引きつけているのだという。

Adjusted Reality: Supercharge Your Whole-Being for Optimal Living and Longevity』の著者でもあるマカリスターは、この運動の大きな利点として職場でも実践できる点を挙げる。スケジュールが立て込んでいても罪悪感や煩わしさを抱くことなく好きな時に好きな場所で行える。会議の合間に仕事着のまま行えるものもある。

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スケジュールに少し変化を加えるだけで簡単にこれらのエクササイズを取り入れることができ、言い訳なしで体を動かし続けられるとマカリスターは説明する。「休憩室でコーヒーができるのを待っているなら、スクワットを始めればいい。10回を3セットを行い、腰を落としたときに3秒キープする。これによって筋肉がつき、太もも裏の筋肉や大腿四頭筋が鍛えられる」

マカリスターによると、こうした短時間の運動をした後は活力や集中力がアップし、気持ちが晴れやかになることが多いという。「こうした意図的な動きは、安定性、可動性、柔軟性、機能性といった運動の基礎を支え、神経の結びつきを強化し、多忙な中でまとまった時間を必要とすることなく習慣化できる」

マカリスターはまた、このトレンドの利点の1つとして自分の状況に合わせて実践できる点を挙げる。年齢やライフスタイルに関係なく持続可能で受け入れやすい。短時間で行える簡単な取り組みを通じて活力を維持し、回復力を高め、怪我のリスクを軽減するのに特に効果的だと指摘する。

動画トレンド分析ツールVirlo.aiの共同創業者ニック・マウロは、エクササイズスナックは日常生活でいかに運動を取り入れるかを示していると語る。「短く実行可能な習慣だと計画や器具なしでいつでも体を動かすことができる」とマウロは話す。「プラットフォームは即時の参加を促すコンテンツを拡散し、これらの短時間の運動はエクササイズスナックだ」

Virlo.aiの最新分析によると、エクササイズスナックのトレンド(キーワードは「5分の運動」や「器具不要のエクササイズ」など)はTikTokやYouTubeのショート、インスタグラムのリールで1億2200万回以上の視聴を生み出している。動画1本あたりの平均視聴回数は約260万回に達している。大半のコンテンツは自分の体重を負荷として使う自重トレーニングや自宅でできる運動、場所を選ばない運動を扱っており、手軽さと利便性が強調されている。

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翻訳=溝口慈子

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