ヘルスケア

2026.04.10 10:45

「そのうち治る」が怖い理由 軽い怪我に潜む見えないリスク

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階段で足をひねった、運動中に膝を痛めた──そんなとき、「そのうち治るだろう」と様子見をしてしまった経験はないだろうか。日常的に起こる軽い怪我ほど、受診のタイミングを逃すことはよくある。こうした実態を踏まえ、ときわ台ときわ通りクリニックは全国の30〜50代男女を対象に「怪我と治療」に関する意識調査を実施した。

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【調査概要】
調査概要:"怪我と治療"に関する意識調査
調査期間:2026年3月7日
調査機関:WEBアンケート(設問選択・記述式)
調査対象:日本全国在住の30~50代の男女
調査人数:550人

働く世代の怪我は“日常的なリスク”

調査によると、最も多い怪我は「捻挫・打撲」で、次いで「骨折・ヒビ」「転倒・事故による外傷」と続いた。怪我はスポーツ時だけでなく、段差でのつまずきや荷物の持ち運びといった日常の中でも発生している。

加齢による筋力や柔軟性の低下も影響しているとみられ、30〜50代にとって怪我は特別なものではなく、身近なリスクのひとつと言えるだろう。

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受診か様子見か、初動対応は二極化

怪我や強い痛みを感じた際の行動は、「すぐに受診」「数日様子見後に受診」を合わせて約半数。一方で、市販薬や湿布で対応する、あるいは何もせず経過を見るといった自己判断の対応もある程度存在した。

仕事や家庭で忙しい働く世代では、「病院に行くほどではない」という判断や、過去に自然に治った経験から「受診を後回し」にする傾向がうかがえる。

回復しても残る違和感

怪我の回復については、「完全に回復」「ほぼ回復」が半数以上を占めた。その一方で、約1割は痛みや違和感が残っていると回答している。

関節や靭帯の損傷は痛みが軽減しても機能が十分に回復していないケースもある。その状態で日常生活や運動に戻ると、再発や慢性化のリスクが高まる可能性があるため注意が必要だ。

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文=福島はるみ

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