2026.04.10 16:00

自分を甘やかす旅はもう古い?「ウェルネス休暇」で手に入れる、ストレス社会を生き抜く健康スキル

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休暇は自分を甘やかすためのものと、決めている人もいる。好きなだけ食べ、飲み、夜更かしと朝寝坊をする。そして、日光浴を楽しむ。だが、米国ではますます多くの若者たちにとって、休暇中の旅行は健康状態をリセットするためのものになりつつある。

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「ウェルネス・バケーション」への関心は、これまでになく高まっている。そして、旅は初めて訪れる場所や文化を探索するものというだけでなく、自分自身の健康に投資するためのものに変化している。専門家のひとりである臨床心理士のキンバリー・リオンテ博士は、これについて次のように説明している。

「ウェルネスのための旅行は、自分自身を取り戻したり、自らを向上させたりすることによって、人生においてさらに注意を向けていきたいと考える側面とのつながりを深めるための重要な方法にもなります」

「ウェルネスに関する習慣をいかに日々の活動に取り入れていくかについて学ぶことは、持続可能な成長と、変化を持続させるために重要なことです」

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重要なのは、現実的な目標を立てることだ。そして、休暇はリセットし、何かを変えようと改めて心に誓うための助けにもなるだろう。

健康的な行動を習慣づけるには、時間がかかる。また、固い意思と実際の行動も必要になる。新たな習慣を休暇中に身につけることは、あなたが取り入れたいと考えていた健康のための習慣について、専門家や同じような考えを持つ人たちと知り合うことを可能にする、素晴らしい方法でもある。

休暇で実現するリセット

ヨガ、健康的な食事、マインドフルネスの練習を行うことができるなど、健康増進を目的とするリトリートは数多くある。1カ所に絞り込むのが大変なほどだ。だが、それらのどこに滞在しても、健康を重視した休暇を過ごすことは可能であり、それは良いニュースだ。おそらくどこでも、安全でサポートを得られる環境で、新たなスキルを学ぶことができる。そして、それらのスキルを日常生活に取り入れる方法も学ぶことができるだろう。

オンライン診療を専門とするAccess TeleCareの行動保健部門の最高医療責任者(CMO)、マイケル・ジェノヴィーズ医師は、「健康への意識が高い旅行者には、ブルーゾーン(100歳以上の長寿者が統計的に見て多く暮らす、世界5カ所の地域)と呼ばれる地域を訪れることをおすすめします」と話す。

「スローペースな生活とコミュニティの習慣を重視する地域を訪れることは、サーカディアンリズム(体内時計)をリセットしてくれます。また、健康的なルーティーンを実験的に体験し、休暇後も寿命を延ばすことにつながる生活習慣を継続する方法を学ぶこともできるでしょう」

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編集=木内涼子

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