北米

2026.04.07 08:00

トランプが5日ぶりに公の場に登場、健康不安説の払拭を図る

Anna Moneymaker/Getty Images

Anna Moneymaker/Getty Images

ドナルド・トランプ大統領は米国時間4月6日、メラニア夫人とともにホワイトハウスで開催された恒例行事「イースター・エッグロール」に姿を現した。公の場での発言は5日ぶりだ。異例の不在が続いたことで、何らかの健康問題を抱えているのではないかとの憶測が飛び交う中での登場となった。

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ホワイトハウスのバルコニーから演説したトランプは、前日にイランで実行された米空軍兵の救出作戦を「極めて稀な成功例」として強調した。彼は演説時間の多くを割いて同作戦に触れ、救助にあたった2名のF-15Eパイロットを「驚異的」「勇敢」と称賛した。

トランプが最後に公の場で発言したのは、イラン攻撃について国民向けにテレビ演説を行った1日のことだった。

週末をワシントンD.C.で過ごしたトランプは、5日にホワイトハウスへ戻る様子を写真に撮られている。

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この5日間、トランプは電話やテキストメッセージを通じて複数の記者とやり取りし、トゥルース・ソーシャルへの投稿も通常通り続けていた。しかし、対面での露出が途絶えたこと、そして79歳という年齢も相まって、トランプが深刻な体調不良を隠しているのではないかとの懸念が広がっていた。

ホワイトハウス側は一連の噂を断固として否定している。トランプ政権の広報部長であるスティーブン・チャンは4日、Xへの投稿で、トランプは「ホワイトハウスや執務室にこもり、休みなく働いている」と反論した。

トランプは6日午後1時より、イラン攻撃に関する記者会見を行う予定だ。

史上最高齢の米国大統領として復帰を果たして以来、トランプの健康状態には常に厳しい目が向けられている。この1年間、彼の手にはあざや絆創膏、あるいはそれらを隠すための化粧の跡が目撃されることが少なくなかった。直近では5日、ゴルフ場を訪れた際に撮影された写真で、右手の人差し指と親指に絆創膏を貼っている姿が確認されている。

トランプの主治医は、手のあざについて、心血管疾患予防のためのアスピリン服用と頻繁な握手の組み合わせによるものだと説明した。また、足首の腫れも目撃されているが、これについてホワイトハウスは2025年、高齢者にとって一般的な慢性静脈不全だと公表している。しかし、公の場での居眠りや演説中の重大な事実誤認が相次いでいることから、彼の身体的、あるいは精神的な衰えを懸念する声は止まない。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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