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2026.05.11 14:15

「新卒でアマゾン、からの英国転籍」も。世界・欧州で働く日本人アマゾニアンたち

左上:筆者、左下:西村真衣氏、右上:山田佳奈氏、右下:中村友香氏

現在の仕事内容

竹崎(筆者):今日はお集まりいただきありがとうございます。まずは自己紹介を兼ねて、現在の仕事内容を教えていただけますか。

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山田:長野県諏訪市の出身です。関西学院大学からイギリスのエクセター大学に編入して卒業しました。ボストンキャリアフォーラムで就職先を決め、帰国後はApple Japanのビジネスディベロップメントチームで、デジタルリードとして約10社のパートナーと一緒にオンラインシェアの拡大に取り組みました。約3年半Appleで働いた後、再びイギリスに移住し、現在はAmazon Europe(イギリス拠点)のリテール部門(ファッションカテゴリー)でブランドスペシャリストとして複数のベンダーを担当しています。

西村:新卒でブーズ・アンド・カンパニー(現PwC)に入社し、数年後にINSEADのMBAを取得しました。卒業後、日産自動車にMBA卒業者向けプログラムで入社し、3年日本で働いた後に海外駐在でフランスに赴任しました。途中で現地社員に契約を切り替え、海外現地法人で数年働いた後、4年前にアマゾンに転職し、最初はロンドン、現在はフランスで働いています。Amazonフレッシュと提携ネットスーパー事業のカスタマーインサイトチームで、欧州、APAC、北米、南米の顧客調査や競合ベンチマークを担当しています。

中村:2019年に新卒でAmazon Japanに入社し、今年で7年目です。最初の2年間は3Pのソフトラインチームで新規営業を担当し、その後アカウントマネージャーから品揃えのプロダクトマネージャーに異動しました。入社2年半後に東京からイギリスに転籍し、今年7月で4年目になります。

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イギリスではローンチパッドチームでスタートアップ企業をサポートするブランドマネージャーを2年間担当後、ホームページチームを経て、現在はInsight and Innovationチームでプロダクトマネージャーとして働いています。去年、Imperial College Business SchoolのMBAプログラムをパートタイムで受講し、最近修了しました。

竹崎:おめでとうございます。4人全員が海外の大学・大学院で学んでいるという共通点も面白いですね。

西村:働きながらパートタイムでMBAを取得されるのはすごいですね。どうやって時間をやり繰りしていたのですか?

中村:2年間でしたが、最初の1年目は金曜日に休みを取って金土日と授業に行き、月曜からまた仕事を始めるという感じです。平日夜は終業後に宿題・課題を進めていました。

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欧州で働こうと思ったきっかけ・理由

竹崎:すごいバイタリティですね! そもそもなぜ皆さんは欧州で就職しようと思ったのでしょうか。

西村:竹崎さん自身の話も聞きたいです(笑)。

竹崎:私の場合、元々国家公務員を6年間していましたが、海外で色々な方々と勉強・仕事をして視野を拡げたいと思い、アメリカでのキャリアを目指しました。20代後半でMBAを取得しながらインターン先を探しましたが、アメリカのスタートアップ・企業はほぼ全滅。最終的に三洋電機・パナソニック北米の現地法人からオファーを頂き、MBAと並行してフルタイムで就業しました。

取引先のアマゾン米国本社と仕事をする中でアマゾンに強く惹かれ、約50回応募し3〜4年間挑戦し続けましたが突破できませんでした。そこでアプローチを変え、まずAmazon Japanに入社。1年半働きながら何度も応募を続け、4年前にAmazon USへの転籍が実現しました。その後、家族の都合で日本に戻り、2年前に相方がフランスで働くことになったため、それを追いかける形で欧州(フランス)に転籍しました。

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