近年、男性の美容や健康に対する意識は急速に変化している。メンズコスメ市場の拡大や脱毛サロンの普及、美容クリニックを訪れる男性の増加など、外見を整えることはもはや日常の一部になりつつある。しかし、日々の業務や生活に追われるなかで、実際にどこまで意識を向けるべきか、その必要性について測りかねている層も少なくないはずだ。
NEXERとMSクリニックが実施した調査によれば、男性が健康や見た目に気を遣うことに対し、女性の86.0%が「とても良いと思う」または「良いと思う」と肯定的な反応を示している。これに対し、男性自身が肯定的な回答を寄せた割合は77.3%にとどまり、両者の間には約9ポイントの意識の差が存在する。つまり、男性が自分自身で考えている以上に、周囲の女性は男性が外見に気を配ることを好意的に捉えているようだ。その理由として「清潔感があるほうが好感が持てる」「社会人としてのマナー」という声が目立っていた。

一方で、自分自身の健康や見た目に気を遣っていると回答した男性は49.3%と約半数にとどまった。重要性は理解しつつも「面倒」や「気にしてもメリットがない」といった理由から、具体的な行動に移せていない人が多いことがわかる。




