陸と海の動物たち

完璧なる強奪(The Perfect Heist)
バイジュ・パティルは15年以上前から、インド北部ラージャスターン州バラトプルにある湿地帯を訪れている。2025年は、またとない特別な年だった。藻が大量発生して魚が増え、集まったヘビウに便乗してアオサギもやってきたからだ。
アオサギは、宙に浮いたまま、ヘビウがくわえていた魚を一瞬で強奪した。パティルは何年もじっと待った末に、息をのむような劇的な瞬間をついにとらえた。

安心できる場所(Haven)
日差しが強まりつつある朝、子ゾウが母ゾウに体をピタリと寄せて日光を避けている。日陰はそこだけだ。母ゾウは、自分の体を冷やすために砂浴びをしながら、わが子を優しい光で守るように包み込んでいる。ケニア・アンボセリ国立公園でのひとコマ。

クジラのジャンプ
静寂が途絶えて轟音が響く。一頭のクジラが、背泳ぎ型で空に飛ぶジャンプをしようとしているようだ。

光の地(Land of Light)
オードリー・ベローは、愛犬のダルメシアンを伴ってハイキングをしながらこの場所にやってきた。「辺りは灰色の濃い霧にすっかり覆われ、何も見えませんでした。天候が変わるのを待っていましたが、しばらくのあいだ、果てしない虚空に私と犬だけ完全に取り残されたような感じがしました。そこにようやく、希望の灯りのように太陽の光が差し込んできたのです」


