フォーブスは米国時間3月24日、「MLB選手の年収トップ10」2026年版を発表した。
2026年版で選出された10人の年収総額は5億3700万ドル(約859億円。1ドル=160円換算)に達する見通しだ。その首位に立ったのは、年俸200万ドル(約3億2000万円)に加えてフィールド外で巨額の収入を得る大谷翔平(31)だ。
2年連続でワールドシリーズ制覇を成し遂げた大谷は、3年連続でMVPを獲得した史上2人目のMLB選手となり、「21世紀のベーブ・ルース」と称される地位を確固たるものにした。彼は、フィールド外でも歴史を塗り替えている。
大谷翔平の年収は約203億円に達し、フィールド外でも野球界の歴史を塗り替える
ロサンゼルス・ドジャースの二刀流スターである大谷は2026年に、税金や代理人手数料の差し引き前で推定1億2700万ドル(約203億円)を手にする見込みで、これは野球選手としては記録的な額となる。その収入の大半にあたる推定1億2500万ドル(約200億円)は、スポンサー契約やライセンス収入、記念品関連などのビジネスによるものであり、米国と大谷の母国日本のおよそ20社のスポンサーが、彼との提携に高額な対価を支払っている。
「MLB選手の年収トップ10」2026年版(換算レート:1ドル=160円)
1位:大谷 翔平(ロサンゼルス・ドジャース)
○合計年収:1億2700万ドル(約203億2000万円)○フィールド内:200万ドル(約3億2000万円)○フィールド外:1億2500万ドル(約200億円)2位:コディ・ベリンジャー(ニューヨーク・ヤンキース)
○5650万ドル(約90億4000万円)○5500万ドル(約88億円)○150万ドル(約2億4000万円)3位:カイル・タッカー(ロサンゼルス・ドジャース)
○5600万ドル(約89億6000万円)○5500万ドル(約88億円)○100万ドル(約1億6000万円)4位:フアン・ソト(ニューヨーク・メッツ)
○5190万ドル(約83億円)○4690万ドル(約75億400万円)○500万ドル(約8億円)5位:アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)
○4610万ドル(約73億7600万円)○4010万ドル(約64億1600万円)○600万ドル(約9億6000万円)6位:ボー・ビシェット(ニューヨーク・メッツ)
○4240万ドル(約67億6400万円)○4200万ドル(約67億円)○40万ドル(約6400万円)7位:ザック・ウィーラー(フィラデルフィア・フィリーズ)
○4220万ドル(約67億3200万円)○4200万ドル(約67億円)○20万ドル(約3200万円)8位:マイク・トラウト(ロサンゼルス・エンゼルス)
○3900万ドル(約62億4000万円)○3550万ドル(約56億8000万円)○350万ドル(約5億6000万円)9位:ジェイコブ・デグロム(テキサス・レンジャーズ)
○3830万ドル(約61億2800万円)○3800万ドル(約60億8000万円)○30万ドル(約4800万円)10位:ゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース)
○3750万ドル(約60億円)○3600万ドル(約57億6000万円)○150万ドル(約2億4000万円)
現役アスリートとして記録的な額に達した広告収入は、多くの日本企業との契約が支える
フォーブスが1990年にアスリートの収入の調査を開始して以来、1年間のフィールド外収入が大谷を上回った現役選手は、総合格闘技(MMA)のスター、コナー・マクレガーのみだ。2021年5月までの1年間で推定1億5800万ドル(約253億円)を稼いだ彼は、その大半を自身のアイリッシュウイスキーブランド、プロパー No.12の売却で得ていた。
大谷はより伝統的な取り組みで桁違いの収入を得ており、ファナティクスやニューバランスなどの米国企業に加え、数多くの日本企業とスポンサー契約を結んでいる。ニューバランスは、大谷のシグネチャーシューズを展開しており、日本航空は「DREAM SHO JET」と呼ばれる特別塗装機を運航している。また興和は、「バンテリン」やスポーツドリンク「シンクロンコーワ」の広告に大谷を起用している。
総額約1120億円の契約を結びながら、大谷が実際に受け取る年俸は約3億2000万円
大谷は、2024年のシーズン前にドジャースと結んだ10年で総額7億ドル(約1120億円)の契約から2026年、200万ドル(約3億2000万円)の年俸を受け取る。MLBでただ1人、投打の二刀流を日常的にこなす選手である大谷の年収は、「MLB選手の年収トップ10」2026年版で2位に入ったニューヨーク・ヤンキースの外野手コディ・ベリンジャーの推定5650万ドル(約90億4000万円)を大きくリードしている。



