北米

2026.03.25 09:57

医師の5人に4人がAIを診療に活用、米医師会調査で明らかに

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米国最大の医師団体による新たな報告書によると、米国の医師によるAI(人工知能)の利用が急増しており、わずか3年間で5人に4人の医師がAIを活用するまでに倍増した。

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米医師会(AMA)が昨年立ち上げたデジタルヘルス・AI センターの調査によると、5人に4人以上の医師、つまり81%が診療でAIを活用している。これは、2023年の調査で記録された38%の利用率の2倍以上となる。

この報告書は、医師がこの技術を受け入れないだろう、あるいはAIが健康上の悪い結果や誤診につながることを恐れているとする一部の研究とは対照的な内容となっている。

「AIは急速に日常的な医療行為の一部となっている」と、今週ラスベガスで開催されるHIMSS 2026カンファレンスで調査結果を発表するAMAの最高経営責任者(CEO)であるジョン・ホワイト医師は述べた。「医師は、臨床上の意思決定を支援し、管理業務の負担を軽減する能力に真の可能性を見出している。しかし、この技術が進歩するにつれ、拡張知能が医師に取って代わるのではなく、医師を強化するように設計されることが極めて重要だ」

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確かに、「拡張知能に関する医師調査」は、医師が「AIの可能性について慎重ながらも楽観的である」ことを示している。特に、医師はこの技術が管理業務の削減医療保険会社とのやり取りの煩雑さの軽減に役立ち、ひいては医師の燃え尽き症候群との闘いに貢献できると考えている。

報告書は、AIの最も一般的な医師による利用法は「医学研究の要約と臨床ケアの文書化を中心としたもの」であると指摘している。

しかし、AMAの調査では、医師は患者が「医師の支援なしに複雑な結果を解釈する」ためにAIを使用することを懸念していることが示された、とAMAは報告書に添えた声明で述べている。

「医師がこれらのツールを信頼し、使用するためには、それらが安全で効果的であり、責任を持って使用され、真に患者ケアを改善するものでなければならない」とホワイト氏は述べた。「AMAは、医師がAIを医療にどのように統合するかを形作る手助けができるよう、この取り組みを主導し続ける」

forbes.com 原文

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