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2026.03.23 18:00

OpenAIが「履歴書なし」で年収8000万円の人材を募集中、新採用方式が示す未来

Shutterstock.com

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何十年もの間、採用は履歴書に依存してきた。

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しかし今、特にAIが生成する「粗悪な」履歴書があふれる世界では、雇用主は真剣に別の問いを投げかけている。職務に必要なスキルと適性を示せるのか。自分がやっていると言うことを証明できるのか。

その代表的な例が、先週OpenAIが世界トップクラスのAI研究者を採用するための新たな取り組みを発表した際に示された。

その名も「Parameter Golf」チャレンジだ。

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OpenAIのウェブサイトによれば、参加者は「極限の制約下で最も効率的な事前学習モデルを構築する」ため、かなり厳格なルールに従うことが求められる。

OpenAIの「履歴書不要」の採用チャレンジ

OpenAIによれば、チャレンジは次のように進む。

・OpenAIが、ベースライン、固定データセット、評価用スクリプトを備えたGitHubリポジトリを提供する
・それをフォークし、サイズと計算資源の上限内でモデルを改良し、コード、ログ、スコア、短い説明文を添えてプルリクエストを提出する
・承認されると結果がマージされ、リーダーボードが自動的に更新される
・Runpodの「無料コンピュートクレジット」に申し込むこともできる(なくなり次第終了)

OpenAIの研究者ウィル・デピューはインタビューにおいて、このチャレンジの狙いは「ML研究ができそうだと証明できる、あるいはすばらしいアイデアを持っていると証明できる、奇妙で興味深く、ワクワクするようなことに挑む人」を見つけることだと述べている。

インタビューによれば、このチャレンジで成果を出すには、応募者は次の資質を示す必要がある。

・高い創造性
・深い問題解決力
・トレードオフを受け入れる姿勢

「特に優れた成績を収めた参加者は、OpenAIの採用チームとのリクルーティング面談を希望することもできる」

ウェブサイトの「参加すべき理由」欄で、OpenAIは次のように述べている。

「このチャレンジは、当社が採用したいと考える卓越した研究者やエンジニアを発掘するために設計されています。際立った参加者は、OpenAIでの職の機会について面接に招待される可能性があり、勝利したアプローチは公に紹介される場合があります」

応募フォームでは氏名、メールアドレス、GitHubプロフィールなどの入力が求められる。履歴書の項目は任意と記されている。

参考までに、OpenAIの採用ページによれば、AI研究者には最高で50万ドル(約8000万円)、場合によってはそれ以上という目を疑うような報酬が支払われという。

次ページ > 未来の採用が「履歴書ファースト」ではなくなる理由

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