一方で、「生産性を低下させている」と感じている層が12.1%存在するのも事実。その理由として最も多かったのは「コミュニケーションが遅延するから」で58.5%。さらに「情報共有が遅延・煩雑化するから」が41.5%、「非対面の意思疎通が難しいから」で37.7%と続く。対面であれば数秒で済む確認がチャットやメールを介すことでタイムラグを生み、必要な情報にアクセスするまでの手間が増えることが、業務のブレーキとなっているようだ。また、「オンオフの切り替えが難しい」というメンタル面の課題を挙げる声も28.3%いた。

ハイブリッドワークの生産性をさらに高めるために、会社にどのようなサポートを求めるかという問いに対して「自宅の業務環境整備の補助」が37.7%で、「情報共有プラットフォームの整備」が36.4%、「オフィス環境の改善」が30.2%と僅差で続く。

ハイブリッドワークは、個人の裁量を広げ、移動の無駄を省く強力な武器となる。しかし、「主にオフィスに出社している」層が約半数いることを考えると、そうしたメリットだけでは解決できない壁が存在することも事実。個人の自律性と組織の連携を両立させる基盤を整えることが、真の生産性向上を実現する鍵となるだろう。

出典:Fleekdrive「ハイブリッドワークにおける生産性に関する調査」より


