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2026.03.17 11:30

新たに億万長者になった388人 ビヨンセ、キャメロン監督ドクター・ドレーら

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世界では過去1年でビリオネアが390人増えた。Forbesの世界長者番付によれば、1日あたり1人以上が新たに加わった計算になる。新たなビリオネア数としては史上2番目に多い年であり、コロナ禍からの反動で493人が初めて「ビリオネアクラブ」に押し上げられた2021年に次ぐ。

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今年の「新たなビリオネア」には、象徴的なミュージシャン2人、世界的に著名な映画監督1人、テニス界のレジェンド、そして世界一の富豪の弟が含まれる。彼らは40の国・地域にまたがり、合計資産は推定7550億ドル(約120兆円)、平均では19億ドル(約3030億円)にのぼる。

新たなビリオネアを最も多く生み出したのは米国で、人数は106人。その中には、最も資産額が大きい2人のニューフェイスも含まれる。人工知能企業Surge AIの創業者であるエドウィン・チェン(推定純資産:180億ドル)と、資産運用計画会社クリエイティブ・プランニングの社長兼CEOで筆頭株主でもあるピーター・マルーク(161億ドル)だ。

中国は新たなビリオネア数で2位で、55人(香港から3人を含む)。AIモデル企業の創業者である2人、智譜AI(Zhipu AI)の劉徳兵(91億ドル)とMiniMax Groupの閻俊傑(72億ドル)がけん引した。ドイツは42人で3位、インドは30人で4位となった。

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最も著名な新顔の1人が、シンガーソングライターのビヨンセ・ノウルズ・カーターだ。音楽の売り上げ、ツアー、そしてすでにビリオネアである夫ジェイ・Z(推定純資産:28億ドル)とともにアートを収集してきた年月により、推定10億ドルの資産を築いた。一方、ヒップホップ界のレジェンド、ドクター・ドレーも今年ついに名を連ねた。2014年、彼と他の投資家がBeats by Dreのヘッドフォン事業を現金と株式で約30億ドルでアップルに売却してから10年以上を経てのことだ。推定資産は同じく10億ドルだ。さらに、テニスの名選手ロジャー・フェデラーも推定11億ドルで初登場した。グランドスラム単複20勝に加え、スイスのシューズメーカー「オン」の持ち分が寄与している。

ジェームズ・キャメロンもまた、セレブリティの新たなビリオネアの1人だ。『タイタニック』『アバター』、そして『ターミネーター』シリーズなどのヒット作を手がけた映画監督で、推定純資産は11億ドル。カナダ出身の彼は輝かしいキャリアの中でアカデミー賞を3回、ゴールデングローブ賞を4回受賞しており、歴代興行収入で2番目に成功した監督となった(1位は長年リストに名を連ねるスティーブン・スピルバーグで、推定71億ドル)。

世界の新たなビリオネアの約3分の2は「自力型」であり、相続ではなく自ら富を築いたことを意味する。そこには、AI採用スタートアップ「Mercor」を共同創業した22歳の3人、ブレンダン・フーディ、アダーシュ・ヒレマス、スーリヤ・ミダ(いずれも推定22億ドル)も含まれる。3人はいずれも、23歳でビリオネアになったマーク・ザッカーバーグ当時より若い。3人の中で2カ月だけ年下のミダは、世界で最も若い自力型ビリオネアでもある。

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