リッチリスト

2026.03.17 11:30

新たに億万長者になった388人 ビヨンセ、キャメロン監督ドクター・ドレーら

Shutterstock.com

自力型に数えられる人物としてはキンバル・マスクもいる。もっとも、兄イーロンの後押しがあったことは疑いない。推定14億ドルの資産の主な構成要素は、兄の巨大企業であるテスラとスペースXにおける少額の持ち分である。

advertisement

今年リスト入りした女性の中で最も資産が大きいのは、ジェニファー・ギルバート(推定資産:57億ドル)だ。Rocket Mortgageの創業者で、クリーブランド・キャバリアーズのオーナーでもあるダン・ギルバート(279億ドル)との離婚が9月に発表された。彼女は女性の新規参入者76人の1人で、そのうち12人を除く全員が資産を相続している。自力型で最も資産が大きい女性の新顔は、中国の周暁萍(38億ドル)。1993年に故父とともに常州星宇汽車灯具系統(Changzhou Xingyu Automotive Lighting Systems)を共同創業した。

20歳で最年少の新規参入者、そして世界で最も若いビリオネアとなったのが、アメリー・フォイト・トレヘス(11億ドル)である。祖父のヴェルナー・リカルド・フォイト(2016年没)が、ブラジルの電気機器メーカーWEGを共同創業した。彼女は、昨年リスト入りしたドイツの製薬企業の相続人ヨハネス・フォン・バウムバッハ(66億ドル)より3週間若い。フォイト・トレヘスの22歳のきょうだい、フェリペ・フォイトとペドロ・フォイトも新規参入者で、推定資産はいずれも11億ドルだ。

今年、新たに「10億ドルの富」を得る最も一般的な道筋となったのは製造業で、半導体や自動車部品から塗料や自転車に至るまでの製品を生み出し、91人の新たなビリオネアを輩出した。この分野で最も資産が大きい新顔は中国の王新で、推定56億ドル。彼が創業した産業機械企業Guangdong Dtech Technologyが背景にある。台湾のLin Tsung-Chiが2位で、家具用金具メーカー、King Slide Works創業による推定資産は51億ドルだ。

advertisement

新たなビリオネアを2番目に多く生み出したのはテクノロジー分野(70人)だ。多くがAIブームで富を得ており、Perplexityの共同創業者であるアラビンド・スリニバス、ジョニー・ホー、アンディ・コンウィンスキー、デニス・ヤラツ(各21億ドル)や、Cursorの共同創業者であるスアレフ・アシフ、アルビド・ルンネマルク、アマン・サンガー、マイケル・トルーエル(各13億ドル)などが含まれる。

金融・投資分野がトップ3を締めくくり、今年のランキングへの新規参入者は51人。異彩を放つファイナンシャル・アドバイザーのオマニ・カーソン(10億ドル)や、1月にウォーレン・バフェットの後任としてバークシャー・ハサウェイのCEOに就任したグレッグ・アベル(10億ドル)などが名を連ねる。アベルは95歳の師にあたるバフェットより1480億ドル少ないが、63歳の彼には、Forbesのリスト上で差を詰めるための年数がまだ十分に残されているはずだ。

SEE
ALSO

マネー > リッチリスト

世界に20人のみ、資産15兆円超えの富豪をまとめた「1000億ドルクラブ」2026年版

forbes.com 原文

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事