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2026.03.12 08:30

米銀行株下落、イランが域内の金融機関への攻撃を警告

Michael M. Santiago/Getty Images

Michael M. Santiago/Getty Images

米国時間3月11日朝の時間外取引で、銀行株がわずかに下落した。イランの銀行が攻撃を受けたことを受け、同国が中東における米国やイスラエルに関連する銀行および経済的権益を攻撃すると脅告したためだ。

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午前10時時点で、ウェルズ・ファーゴの株価は1.35%下落した。また、JPモルガン・チェースは0.38%安、シティグループは0.24%安、バンク・オブ・アメリカは0.35%安となった。

ゴールドマン・サックスの株価は約1%下落し、モルガン・スタンレーも0.2%の値下がりとなった。

今回の銀行株の下落は、イランの銀行に対する攻撃の報復として、中東にある米国やイスラエルに関連する金融機関を標的にするとの同国の発言を受けたものとみられる。

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ロイターが伝えたイラン国営メディアの報道によると、イラン軍報道官は、「敵は、域内の米国やシオニスト政権(編集注:イスラエル)に関連する経済拠点や銀行を標的にせざるを得ない状況に、我々を追い込んでいる」と述べ、周辺住民に対し、銀行から少なくとも1000フィート(約304メートル)以上離れるよう警告した。

イランの通信社によると、イラン最大級の銀行であるバンク・セパーに関連する建物が夜間に攻撃を受けた。イラン軍はこの攻撃を「不当かつ非伝統的なもの」と呼んでいる。

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翻訳=江津拓哉

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