働き方

2026.03.15 09:15

妊活女性の4割が職場に隠す理由 交通費補助では届かない深刻な実態

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負担の根にあるのは職場への気兼ね

休みを取りづらい、周囲に迷惑をかけているかもしれない。妊活中の女性が職場で感じる不安はそうした対人的なものが上位を占め、誰にも伝えていないと答えた人は44%にのぼった。「上司に伝えている」(33%)、「一部の同僚に伝えている」(22.5%)を上回って最多だ。

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妊活を公にしづらいから休みを申請しにくく、休めないから業務を無理に調整する。その結果として収入が減る、というつながりが、データの背後に透けて見える。

新年度や人事異動のタイミングで妊活や受診を控えた経験があると答えた人は20.5%にのぼる。職場への気兼ねが、治療のタイミングまで左右しているかたちだ。

交通費補助の拡充は確かな前進であることは間違いない。ただこの調査が示すのは、経済的な支援だけでは届かない層の存在だ。妊活を続けやすい就労環境の整備と、職場での開示を阻む空気をどう変えるか。制度の外側にある課題が、数字の奥に積み重なっている。

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【調査概要】 
調査期間:2026年2月14日〜2月17日
調査対象:全国の20代・30代女性で、配偶者があり、子どもがいない方のうち、妊娠を希望して積極的に妊活(通院・検査等を含む)に取り組んでいる社会人女性200人 
調査方法:インターネット調査
出典:医療法人社団マイクロ会銀座リプロ外科調べ

プレスリリース

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