北米

2026.03.11 10:00

全米のガソリン価格が56セント急騰、一方で原油安により上昇鈍化の兆しも

Alexi J. Rosenfeld/Getty Images

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アメリカ自動車協会(AAA)のデータによれば、全米ガソリンの平均価格はドナルド・トランプ大統領が1週間以上前にイランを攻撃して以来、1ガロンあたり56セント上昇している。専門家の間では、国際市場の劇的な変化の中でこの急騰が続くのか、あるいは緩和するのかについて意見が分かれている。

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AAAは米国時間3月10日、レギュラーガソリンの全米平均価格が1ガロンあたり3.539ドルになったと報告した。米国とイスラエルがイランへの攻撃を開始する2日前にあたる2月26日の平均価格2.98ドルから55.9セント上昇している。

ディーゼル燃料の価格はさらに急激に上昇しており、1週間前の3.77ドルから4.78ドルへと26.7%跳ね上がった。

AAAによると、10日時点でカリフォルニア州のレギュラーガソリン平均価格は全米最高値の1ガロンあたり5.29ドルとなっており、ワシントン州の4.69ドル、ネバダ州の4.29ドルがこれに続く。

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ガス・バディの石油アナリストであるパトリック・デ・ハーンによれば、この1週間で平均価格が最も急騰したのは、インディアナ州(1ガロンあたり58セント増)、フロリダ州(同57セント増)、ミシガン州(同55セント増)、オハイオ州(同55セント増)だった。

AAAによれば、10日時点で平均価格が1ガロンあたり3ドルを下回っているのは、カンザス州(同2.96ドル)のみだった。

デ・ハーンは9日、レギュラー燃料の平均価格が4月には1ガロンあたり4ドル(トランプが最初にイランを攻撃して以来1ドル以上の値上がり)に達すると予測していたが、9日午後から10日にかけて原油価格が急落したことを受け、10日にその発言を撤回した。

原油価格は9日に1バレルあたり120ドルまで急騰したが、イランとの戦争が「すぐに」終結するとのトランプの発言を受け、約93ドルまで大幅に下落した。10日朝時点で原油価格は約88ドルまで下がっており、ガソリン価格がまもなく頭打ちになるという見方を裏付けている。しかし、1日あたり90万バレル以上の石油を処理できるアラブ首長国連邦(UAE)のルワイス製油所がドローン攻撃により閉鎖されたことで、事態はさらに複雑化した。このニュースを受けて原油価格はわずかに上昇している。

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翻訳=江津拓哉

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