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2026.03.10 12:00

「子育てに最適の街」は豪ブリスベン、世界50都市ランキング 東京22位、大阪32位

オーストラリア・ブリスベンの風景(Shutterstock.com)

オーストラリア・ブリスベンの風景(Shutterstock.com)

世界で最も子育てに適した場所はどこか。オーストラリアの価格比較サイト「コンペア・ザ・マーケット」の最新グローバル報告書が示す答えは、ちょっとした驚きを提供する。

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この報告書では、「安全性」「緑地面積」「生活費」「育児休暇」「教育支出」など家族生活に関連する9つの指標を用いて世界50都市を評価した。ランキング上位をオーストラリアと欧州の都市が占めた一方、米国の主要都市の多くはかなり下位に沈んだ。

総合首位はオーストラリアのブリスベンが獲得。米国で最高位にランクインしたのはニューヨークで、総合28位に留まった。

親たちがコストパフォーマンスや安全性、ワークライフバランス、屋外スペースへのアクセスしやすさなど、ありとあらゆる要素を天秤にかけて子育てにふさわしい環境を探し求める中、この分析結果はさらなる議論の材料となる。近年、特に海外移住を検討する家族が増えていることから、子育てに適した国の国際比較が注目を集めている。

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コンペア・ザ・マーケットの資金担当ゼネラルマネジャーを務めるスティーブン・ゼラーは、上位にランクインした都市間の差は比較的小さいと指摘。子育てに適しているか否かの判断が個人的な思惑に左右されやすいことを示しているとして、次のように述べた。

「子育てに関しては、すべての都市が独自の強みと特質を有している。一部の都市には他より優れている点もあるが、家族ごとに優先するものが異なる以上、特定の都市の優位性がすべての家族に当てはまるわけではないことを肝に銘じておく必要がある」

ゼラーによるとランキングでは、生活費や安全性、緑地や子ども向けアクティビティの有無など、家族生活に不可欠と広くみなされている要素を重視。育児休暇や家族向け給付金といった国家レベルの政策も、最終的なスコアを形成する上で重要な役割を果たした。

ランキング算出方法

コンペア・ザ・マーケットは9項目のデータを基に作成した加重指数を用いて世界50都市を評価。「安全性」「世界幸福度指数」「子ども向けアクティビティの数」「4人家族の月別生活費」「国内総生産(GDP)に占める国の家族手当支出」「法定育児休暇の合計日数」「1人当たりの緑地面積」「子どもの予防接種率」「GDPに占める国の教育支出」の各指標について、達成度に基づき0~10点を付与した。

すべての要素に同等の加重値が与えられたわけではない。安全性、生活費、緑地面積、子ども向けアクティビティの加重値が最も高く、これらが日々の生活で家族が最も重視するポイントとして特定されたことを反映している。

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翻訳・編集=荻原藤緒

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