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2026.03.10 12:00

「子育てに最適の街」は豪ブリスベン、世界50都市ランキング 東京22位、大阪32位

オーストラリア・ブリスベンの風景(Shutterstock.com)

米国の都市はこぞって低評価

米国の都市で最高位に付けたのはニューヨークで、前回2023年から順位を5つ下げて28位だった。子ども向けアクティビティの数は445件で高評価を得たが、生活費は50都市中2番目に高く、4人家族の平均月別生活費は6180.60ドル(約97万円)に達した。

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米ニューヨークで遊歩道を散歩する家族(Shutterstock.com)
米ニューヨークで遊歩道を散歩する家族(Shutterstock.com)

全米2位はシカゴで総合33位、ダラスが34位、サンフランシスコが38位と続いた。

一方で複数の大都市が、下から数えたほうが早い順位に甘んじる結果となった。世界50都市中、ヒューストンは40位、首都ワシントンは42位、ロサンゼルスは44位、フェニックスは48位だった。

米国の都市が順位を下げた要因について、報告書は「共通のマイナス要因は、安全性スコアの低さだ。全体で最低水準の都市もあった」と指摘。「法定育児休暇の合計日数がわずか12週間と最低水準であること、国の家族関係支出がGDP比0.6%しかなく対象国中で3番目に低いことも、評価を押し下げた」と説明している。複数の米都市で、安全性スコアの相対的な低さが総合順位に大きく影響した。

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その他の注目点

いくつかの都市は特定の項目で際立っていた。ヘルシンキは安全性スコアが最も高かったが、世界幸福度指数も最高だった(フィンランドは世界幸福度ランキングで8年連続1位を獲得している)。子どもに優しいアクティビティの数が最も多かったのはローマで、僅差でロンドンがそれに続いた。

生活費は都市によって大きく異なっていた。最も高かったのはスイスのチューリヒで、4人家族の平均月別生活費は6900ドル(約109万円)もかかる。一方、インドのニューデリーやムンバイなどは生活費が大幅に安上がりだったものの、安全性や緑地面積など他の項目の評価が低かった。

ランキング最下位はメキシコの首都メキシコ市で、49位は南アフリカのダーバンだった。

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翻訳・編集=荻原藤緒

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