【写真11点】「【50代・60代限定】街で目立っていた先輩から学ぶ、オールブラック考」の詳細を写真でチェック
街のいたるところで見かけるオールブラックの着こなし。とりわけ50代・60代という人生の円熟期を迎えた先輩たちが纏う黒には、単なるトレンドを超えた圧倒的な説得力が宿っている。
それは、素材の質感のわずかな違いで表情を作るレイヤードの妙であったり、長年愛用してきたアクセサリーが放つ無二の存在感であったり。守りに入るのではなく、黒という色をキャンバスにして、自らのパーソナリティを大胆に描く。
今回は、冬の街角で一際存在感を放っていた5人の先輩たちをパパラッチ。経験を重ねた大人にしか辿り着けない、洗練されたオールブラックの現在地を紐解いてみよう。
(1)ロアークで揃えた、アクティブな黒のセットアップ

安武孝洋さん(51歳)
ジャケットからパンツ、帽子まで、すべての主要アイテムをロアークで統一した安武さん。ブランドが持つ冒険心を体現するような、軽快かつタフなオールブラックスタイルだ。
足元にはトポアスレチックのシューズを選び、機能性と現代的なシルエットを両立。タイマーの眼鏡やセイコーの腕時計といった、実用的でありながらこだわりを感じさせる小物のセレクトが、大人のアクティブライフを象徴している。

(2)スパイスを纏い、黒を豊かに着こなす

チビクロさん(51歳)
ショットのジャケットを主役に、ディッキーズのパンツとレッドウィングのシューズを合わせたワーク&ロックスタイル。ヒョウ柄のカーディガンを挟むことで、黒のなかにさらにエッジィな空気感をプラスしている。アスのウォレットチェーンやグッチのリング、アンクラウドの眼鏡といったスパイスの効いた小物の使い方が、50代の渋みと反骨精神を絶妙なバランスで表現。
(3)ラグジュアリーとスポーツ。黒が導く究極の洗練

高徳一秀さん(59歳)
ロンハーマンのセットアップをベースに、インナーにはジル サンダーをチョイスした高徳さん。ハイエンドなアイテムを黒でまとめつつ、足元にはサロモンのスニーカーを合わせて、軽やかなスポーティさを注入している。
シュプリームの帽子でストリートの空気感を取り入れつつ、腕元にはロレックス。ジャンルを軽々と飛び越え、自分らしくミックスするその姿勢に、長年培われた確かな審美眼が光る。

(4)構築的なフォルムで魅せる、新時代のオールブラック

小椋貴之さん(52歳)
ランタンのポンチョを主役に据えた、ドラマチックなシルエットが目を引くスタイル。ボトムスにはモンキータイムのパンツを合わせ、上下のボリュームバランスを巧みに操作している。
足元にはダスクスタジオのスニーカーを添えて、モードな佇まいをストリートに着地。黒一色という制約のなかで、アイテムの形状と素材の落ち感で個性を表現した、クリエイティブな着こなしだ。

(5)還暦のロックスピリットを、質感の異なる黒に込めて

yo-yoさん(60歳)
グラムのライダーズジャケットを軸に、ディーゼルのパンツを合わせた。60代という節目を、攻めの姿勢を忘れないオールブラックで飾っている。
ユニクロのカットソーを馴染ませつつ、カシラの帽子や白山眼鏡店の眼鏡で、顔周りにクラシックな品格をプラス。タッドポールンのネックレスやセイコーの腕時計が、長年連れ添った相棒のような存在感を放ち、大人の男の生き様を雄弁に物語る。

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今回登場した5人が教えてくれたのは、オールブラックとは決して「無難な選択」ではないということだ。
経験に基づいたアイテム選びと、細部にまで行き渡るこだわり。それらが黒という色を通して、その人の生き様として浮かび上がる。冬の街を颯爽と歩く先輩たちの背中を追いながら、僕らも自分だけの「黒」を追求していこうではないか。
(この記事はOCEANSより転載しています)




