北米

2026.03.03 09:30

イラン攻撃で6人目の米軍戦死者、現時点では「地上部隊なし」との発言も

Jason Armond / Los Angeles Times via Getty Images

在クウェート米国大使館の火災

AP通信によると、イランがクウェートを空爆した後、同国の米国大使館の敷地内から火災と煙が立ち上る様子が確認された。このイランによる攻撃は、カタール、アラブ首長国連邦、サウジアラビアなど、米国と同盟関係にある中東諸国を標的とした報復攻撃の一環であった。イランの飛翔体が米国大使館の敷地に命中したかどうかは不明だ。

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大使館はXへの投稿の中で、「クウェート上空でミサイルおよび無人航空機による攻撃の脅威が継続している」と警告し、「大使館に来てはならない。居住地の最も低い階で窓から離れて身を隠すこと。外出しないこと」と呼びかけた。

イスラエルによるレバノン攻撃

イスラエル軍は2日早朝、レバノン国内で活動する親イラン武装組織ヒズボラを攻撃し、同国との紛争を拡大した。イスラエル国防軍は、「レバノン全土のヒズボラ」に対する攻撃を発表した声明の中で、これが「イスラエル北部に向けた飛翔体発射」への対応であるとした。イスラエル軍は、ヒズボラが「イラン政権の代理として活動している」と主張し、同組織が「イスラエル市民に向けて発砲し、レバノンを破滅に導いている」と非難した。

今回のレバノンでの攻撃は、米国の仲介によって2024年に実現したイスラエルとヒズボラの停戦が白紙となったことを意味する。レバノンのジョセフ・アウン大統領はXへの投稿の中で、自国の領土からロケット弾が発射されたことを非難し、これにより、「地域で進行中の危険な軍事衝突からレバノンを遠ざける」ための政府の努力が損なわれたと述べた。また、イスラエルによる「レバノン領土への侵略」も非難した一方で、レバノンを「代理戦争の舞台」として利用するのであれば、イスラエルは「再び危険にさらされる」と警告した。

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トランプはイラン攻撃について何を語ったか

トランプは1日夜、ニューヨーク・タイムズに対し、米国によるイラン領土への攻撃を少なくとも「4週間から5週間」継続する意向だと述べた。また、攻撃の激しさを現在のレベルに維持することは、米軍とイスラエル軍にとっては難しくないことだとも主張した。また、ABCニュースに対しては、イラン政権を引き継ぐ可能性のある候補者を数人想定していたが、彼らは初期の攻撃で全員死亡したとも述べた。「攻撃は大いに成功し、ほとんどの候補者を排除した。我々が考えていた人物にはならない。全員死亡した。2番手や3番手も死亡した」。

トランプは同日、それまでに3人の米兵が戦死したことを認め、(この戦争が)「終結する前にさらに被害が出る可能性が高い」と述べた。彼は(戦争とは)「そういうものだ」と付け加えた上で、「さらに被害が出る可能性は高いが、そうならないよう、あらゆることを行う」と語った。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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