宇宙

2026.03.01 16:00

トランプの「UFO情報公開」で期待できるかもしれないこと

未確認飛行物体(UFO)と電波望遠鏡を描いた想像図(Getty Images)

地球外からの来訪の証拠はすでに存在する

実際の情報公開から取得する必要があるのは何か。その答えは簡単、確固たる物的証拠だ。私が言いたいことの具体例を示そう。実は、地球外に由来するものがすでに数十億年にわたって地球を訪れているからだ。なぜそれがわかるかというと、来訪を示す確固たる物的証拠があるから。宇宙空間から地球に落下した岩石、いわゆる隕石だ。地球の岩石との違いを容易に示すことができるため、隕石は地球外のもの(地球のものでない)と見分けることができる。

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カンポ・デル・シエロ鉄隕石(K. Paterson/ESA)
カンポ・デル・シエロ鉄隕石(K. Paterson/ESA)

これこそが、情報公開の提供すべきものだ。政府が保管しているというエイリアンの宇宙船に関する話ではなく、宇宙船そのもののことだ。エイリアンの遺体に関する話ではなく、ヌルヌルネバネバした触手のある(まあ、触手はないかもしれないが)ヌルヌルネバネバした遺体そのものだ。情報公開で物的証拠が提供されれば、世界各地に存在する第三者の研究所や科学者チームが検証できるため、大騒ぎするだけのことはあったとなるに違いない。そうなれば、情報公開の実施日「ディスクロージャー・デイ」(2026年7月日本公開予定のスティーブン・スピルバーグ監督の最新映画タイトル)はまさに歴史的瞬間となるだろう。

また、最近の目撃例から得られた実際のレーダー記録などのデータが取得できればワクワクすることだろう。少なくとも検証作業を開始できると思われる(すなわち、人類の技術では実現不可能な高速移動をレーダーが捉えているかどうかを判断できる)からだ。

それまで、おそらく重大なディスクロージャー・デイまでは、オープンな心と非常に健全な懐疑主義を持って事態の成り行きを見守る必要がある。

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forbes.com 原文

翻訳=河原稔

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