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2026.03.04 08:15

推し活にかけるお金と時間のリアル。1割が週30時間以上を費やす実態

AdobeStock

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アイドルやアニメ、ミュージシャン、スポーツ選手などを応援する「推し活」は、若年層を中心に広がり、いまや生活の一部として定着しつつある。時間やお金、さらには住空間までをも「推し」に捧げるスタイルは、近年の新しい消費行動のひとつともいえる。

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そうした推し活と「引越し」というイベントが重なるとき、人はどのように行動するのか。アート引越センター株式会社のシンクタンク「0123引越文化研究所」は、直近10年間で引越しをした推し活中の400名を対象に「推し活グッズの扱い方」を調査した。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象者:直近10年間で引越しをした20歳~40歳で、推し活をしている男女(日本全国が対象)
調査人数:計400名
調査時期:2025年12月上旬

推し活に費やす金額と時間

調査によると、推し活にかける金額は月額「5千円まで」が最多だった。一方で「1万円以上かける」人を合計すると過半数にのぼり、生活費の一部として定着している実態がうかがえる。

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時間面でも熱量は高い。週あたり「1時間以上~7時間未満」が最多だが、「30時間以上」費やす人も約1割存在した。年間に換算すると相当な時間を推し活に充てている計算になる。

さらに、推し活のための部屋を作っている、あるいは検討している人は全体の約8割にものぼった。推し活は単なる趣味の域を超え、生活空間にも影響を与えていることがわかる。

推し活グッズの所有状況

推し活グッズの量については「引越し用段ボール2~5個程度」が最多となった。続いて「1個程度」という回答が続く。一方で「かなり多い」「非常に多い」を合わせると約4分の1を占め、相当量を所有している層もいた。

保管方法も特徴的だ。収納ケースや専用棚などで管理している人が多く、単なる持ち物としてではなく、大切な存在として扱っている様子がうかがえる。

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文=福島はるみ

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