ビットコインの弱気相場は続くとの見方も
一方で、暗号資産トレーダーたちはさらなるビットコイン価格の急落に備えて動いている。
コイン・ビューローの共同創業者で主任市場アナリストのニック・パクリンは、Eメールでのコメントで、「ビットコインはまだ弱気相場の底に達していない」と述べた。
「歴史的に見ると、弱気相場の底は200週移動平均線、あるいはオンチェーンシグナルと一致してきた。これらは5万8000ドルから5万5000ドルのどこかの水準を示しており、この数字はすべてのコインの平均取得価格に当たる。しかし重要なのはテクニカル水準だけではない。底打ちの時期を決めるのは流動性である。現時点では、流動性の環境は意味のある反発を後押しする状況にはない」と指摘した。
さらにパクリンは、連邦準備制度理事会(FRB)が先日公表したタカ派的な会合議事要旨により、「3月の利下げに対する期待がほぼなくなった」こと、そしてビットコイン上場投資信託(ETF)への「大幅な」資金流入が見られないことを挙げ、ビットコイン価格の回復までにはさらなる下落が伴う可能性が高いと述べた。
「今は構造的な上昇相場が生じるような環境ではない」とパクリンは付け加えた。


